サーバ上のファイルのアクセス許可を、サーバウィンドウまたは FTP コマンドラインを使用して変更できます。また、新しいファイルおよびディレクトリのグローバルな既定を構成することもできます。個々のサイトでは、ユーザがファイルを転送したり、新しいディレクトリを作成したりするたびに、このユーザのアクセス許可値をクエリするようにクライアントを構成できます。
サーバウィンドウを使用してファイルおよびディレクトリのアクセス許可を変更するには
UNIX ホストまたは Linux ホストに接続します。
サーバウィンドウで、1 つまたは複数のファイルまたはディレクトリを選択します。
選択したファイルまたはディレクトリを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
次のいずれかの方法で、選択したファイルまたはディレクトリの属性を変更します。
[許可モード] ボックスに、UNIX の chmod コマンドとして有効な 3 桁の数値を入力します。有効な値の桁数は 0 ~ 7 です。
[所有者]、[グループ]、および [公開] で、各ユーザタイプの読み取り、書き込み、または実行を許可するオプションを選択します。
[OK] をクリックします。
転送されたファイルまたは新たに作成されたディレクトリのグローバルな既定を構成するには
[ツール] - [オプション] に進みます。
アップロードおよびダウンロードされたファイルの既定のアクセス許可を設定するには、[属性] タブを使用します。
新たに作成されたディレクトリの既定のアクセス許可を設定するには、[ディレクトリ属性] タブを使用します。
[OK] をクリックします。
ファイルを転送またはディレクトリを作成するたびにアクセス許可を設定するには
[サイトのプロパティ] ダイアログボックスを開きます。
サーバ上でディレクトリを作成するたびにアクセス許可を設定するには、[ディレクトリ] タブをクリックして [ディレクトリ作成前に属性を表示] をオンにします。
ファイルを転送するたびにアクセス許可を設定するには、[転送] タブをクリックして、以下のオプションのいずれか、または両方を選択します: [転送前にダウンロードオプションを表示する]、[転送前にアップロードオプションを表示する]。
[OK] をクリックします。
FTP コマンドラインを使用してファイルおよびディレクトリのアクセス許可を変更するには、以下の手順に従います。
UNIX ホストまたは Linux ホストに接続します。
コマンドライン が表示されていない場合は、[F7] キーを押して表示します。
UNIX chmod コマンドと許可マスクの数値を入力します。
例えば、次のコマンドは指定したファイルの属性を -rw-r--r-- に設定します。
chmod 644 myfile.htm
メモ:ディレクトリに対する許可の変更は再帰的ではないので、ディレクトリ内のファイルには影響しません。