FTP または SFTP クライアントを使ってファイルを転送するとき問題が発生した場合は、次の対処方法を参考にしてください。
ファイルを転送する前にサーバに接続する必要があります。
転送したファイルを使用できない場合 (圧縮ファイルを解凍できない、実行可能ファイルを実行できない、テキストファイルを読み取れない等)、ファイル転送を行う前に正しいファイル転送方式を選択したかどうかを確認してください。
サーバ上の転送先ディレクトリに対する書き込み権を持っていない場合は、サーバへの転送が異常終了することがあります。
サーバ上のファイルを PC に転送しようとして「アクセスが拒否されました」という内容のメッセージが表示される場合は、受信を試みているファイルと同じ名前の読み取り専用ファイルが PC の転送先ディレクトリにあるか、PC ディレクトリに対する書き込み権がありません。
2 つのリモートホスト間でファイルを転送しようとした時にエラーメッセージが表示された場合は、送信側または受信側のサーバがこの機能に対応するように構成されていない可能性があります。
転送したテキストファイルに誤った文字が含まれている場合は、文字変換を行い、転送元ファイルの文字が転送先で正しく読み取れるようにする必要があります。FTP クライアントでは、必要に応じて、サーバの文字セットと Windows または DOS の文字セットとの間で文字変換を行えます。文字変換を行うと、転送元ファイルの文字が転送先で読み取れる文字に変換されます。例えば、Windows のアプリケーションで DOS の文字セットを使用するサーバからファイルを転送する場合、または言語特有のアクセントが付いた文字や記号を含むテキストファイルを転送したい場合、文字変換オプションを設定して、ファイルの転送中に変換を行う必要があります。詳細については、「[文字セット] ダイアログボックス」の項目を参照してください。
ファイル名に空白、引用符、またはワイルドカード文字が含まれており、ファイルの転送に支障がある場合は、「FTP または SFTP コマンド内の引用符」の項目を参照してください。
ファイル転送を中止しているとき問題が発生した場合は、サーバを再接続する必要があります。サーバによっては、サーバファイルを受信中に転送を中止すると接続が切断されることがあります。
[既存のファイルがある場合] の設定は、Reflection FTP クライアント内での転送にのみ適用されます。Reflection クライアントの表示ウィンドウからデスクトップまたは開いている Windows エクスプローラウィンドウにドラッグ ドロップでファイルを転送する場合、同じ名前のファイルが選択した転送先にすでに存在する時は、FTP クライアントの設定に関係なく、[ファイル置換の確認] ダイアログボックスが表示されます。FTP クライアントオプションの現在の設定を利用するには、ドラッグ & ドロップによる転送を行う際は必ず FTP クライアントウィンドウを使用するようにします。