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[その他の設定 - TELNET] ダイアログボックス

全般

オプションは次のとおりです。

設定 説明
[TCP ポート] ほとんどの Telnet ホストは、外部からの接続を TCP ポート 23 で受け付けます。ホストが別のポートを使用する場合は、その番号をここで入力します。
[パリティ] この設定では、転送文字ごとにパリティビットを生成するかどうかを決定します。パリティはデータ転送のエラー検出に使用され、スラッシュの前の数字は送られる各文字のデータビット数を示します。

国際文字セット、つまり 8 ビットコントロールを使用するには、[パリティ] を 8 ビットコントロールを提供する値のいずれかにセットする必要があります。通信リンクでパリティが生成される場合に [パリティ][8/なし] に設定すると、国際文字が画面に表示されます。この場合、[パリティ][8/偶数] または [8/奇数] に設定します。
端末の種類 既定の端末を上書きするには、使用する値をここで選択するか入力します。一般に、端末の種類を変更する場合は、以下の特性を指定します。

• 表示形式を指定するため、ホストからReflectionへ送られる画面制御シーケンス。

• カーソルの位置です。

• ホストアプリケーションに表示する文字。
ホストアプリケーションを正常に実行できない場合、Reflectionとホスト間のやり取りが不適切である可能性があります。ホストが認識できない端末の種類を入力すると、ホストが認識可能な端末が指定されるまで、Reflectionは自動的に既定値の一覧を表示します。

Telnet を介してネットワークモデムに接続する場合は、このオプションを利用できません。
タイムアウト Reflectionが接続を試みた結果、タイムアウトになる時間をミリ秒単位で指定します。最大値は65535です。この待ち時間はホスト名が処理されてから始まります。つまり、遅延が生じ、通常は指定した値より数秒長くかかります。

ゼロ(既定値)に設定した場合、Reflectionのタイムアウト動作は、Windowsオペレーティングシステムによって決定されます。
端末IDを使用する Reflectionに[端末の種類]の設定値を強制的に無視させ、代わりに[端末の設定]ダイアログボックスの[エミュレーション]タブの[端末ID]の値を使用させるには、このオプションをオンにします。
[スレッド I/O を使用する] オンにすると、I/O (入出力) 処理専用のスレッドへ通信要求が送られるので、処理速度を向上できます。

詳細

オプションは次のとおりです。

設定 説明
[セッション数の制限] Telnet 接続に許可するセッションの最大数を選択します。
[端末の既定] Telnet サーバがこの情報を要求し、[端末の種類] の現在の設定値を認識できない場合に、Telnet サーバにバックアップとして送信する値を入力します。

メモ:ホストの中には、指定された端末の種類を使用して正常に接続することができるにもかかわらず、交渉中にこの値を無視して[端末の既定]で指定されているバックアップ値を使用して接続するものがあります。この動作を避けるには、[端末の既定] に空の文字列 ("") を設定します。
[ローカルポートに結合する] ホストとの通信にReflectionが使用する特定のローカルポートを選択する際にオンにします。

このオプションをオンにしないと、Reflectionは次に利用可能なポートを使用します。
ローカルポート ローカルポートを指定します。このオプションをゼロに設定すると、Reflectionは次に利用可能なポートを使用します。
LFをCRの後に送信する 「本物」のTelnetホストは、各行の終わりに、端末(この場合はReflection)からCrNu (carriage return/null)文字列が送信されることを前提として動作します。ただし、インターネット上には「本物」ではない Telnet ホストも接続されており、各行の終わりに CrLf (改行) 文字が送信されるものとして動作します。このような種類の Telnet ホストへ接続する場合は、このオプションをオンにしてください。
[Telnet 実行場所] (オプション) セッションに関する説明文を半角で最大 41 文字まで入力できます。例えば、PC の場所、コンピュータ名、IP アドレスなどを含めます。
この機能は、Telnet接続が対応しているSEND-LOCATIONオプション(RFC779)を使用します。
このボックスに情報を入力して[Telnet実行場所]オプションを有効にしないかぎり、ReflectionではWILL SENDコマンドは開始されません。

オプション

[最初にオプション交渉する]

Telnet 接続の確立時に、特定の接続オプションを交渉するかどうかを指定します (常にバイナリモード接続を要求するかどうかなど)。オフにすると、Reflection は Telnet オプションの交渉をしないため、インターネット上の一部のホストへの接続が早くなります。

[トレース交渉する]

オンにすると、Telnet は、さまざまな Telnet オプションの交渉処理を画面に書き込みます。これはデバッグに役立ちます。

[バイナリ通信する(オプション0)]

Telnet はホストと端末 (この場合 Reflection) 間に 7 ビットのデータパスを定義します。この種類のデータパスは、特定の国別文字セットおよび一部のファイルの転送プロトコル (Xmodem、Zmodem など) と互換性がありません。幸い、多くのホストは第 8 ビットを 0 にせずに 8 ビットのデータを許可するため、この問題は解決されます。ただし、場合によっては、このオプションをオンにすることによって、ホストが 8 ビットのデータパスを使用するように強制する必要があります。

メモ

このオプションは、[最初にオプション交渉する]がオフの場合、使用できません。

[ローカルエコー(オプション1)]

Reflection が Telnet ホストからのリモートエコーに応答する方法を選択します。

テキストボックスに Reflection の動作
[自動] (既定値) リモートエコーの交渉を試みますが、ホストコマンドとして行います。
[はい] ホストとローカルエコーを交渉しますが、常にエコーします。
[いいえ] ホストとリモートエコーを交渉しますが、エコーしません。

[ブレーク処理]

\<Ctrl>+\<Break>を押した時の処理を選択します。既定では、Reflection からホストへ [割り込み処理] シーケンスが送られるように設定されています。ホストが [Telnet 切断] シーケンスを前提としている場合は、このオプションをオンにしてください。

[ホストウィンドウサイズを設定する(オプション31)]

オンにすると、行数と桁数の変更はその都度Telnetホストに送信されます。これによって、ウィンドウサイズが変更されても、ホストはカーソルを適切に制御することができます。

[ダイナミック端末サイズ(オプション31)]

オンにすると、ユーザが端末ウィンドウのサイズを変更した場合に、画面の行数と桁数が動的に更新されます。また、Telnet サーバとアプリケーションが NAWS (Negotiate About Window Size) に対応している必要があります。対応していない場合は、表示上の問題が発生する可能性があります。

メモ

座標のインジケータ(ステータスバーの左隅)にマウスカーソルを移動すると、端末ウィンドウの画面サイズを簡単に確認できます。ただし、Telnet接続およびSecure Shell接続では、[ダイナミック端末サイズ]チェックボックスが選択されていると「自動」と表示されます。

[回線モード(オプション34)]

回線モードは、復帰が入力されるまで Reflection が文字をバッファに格納できるようにします。復帰が入力された時点で、文字は 1 つのパケットに入れてホストに送信されます (個々の文字は個別のパケットとして送信されません)。

回線モードは、ネットワークの遅延が長いことが問題になっている場合にその解決に役立ち、パケットベースで課金されるネットワークのコストを削減できます。

パスフレーズプロンプトを 回線モードを使用する状況
[RFC 準拠] ホストが回線モードに対応する場合。接続中に交渉されます。
[ローカルエコー中] ホストは Reflection にエコーを実行するよう指示します。
[SGA でない場合] ホストは SGA (Suppress Go Ahead) を実行しません。

[RFC 準拠] 以外のすべてのオプションは「faux」(擬似) 回線モードと呼ばれています。

[ローカルエコーを抑止する(オプション45)]

オンにすると、文字の画面へのローカルエコーが抑止されます。

[エコーを再交渉する]

ホストによっては、クライアントによるローカルエコーの認識および実行要求を受け入れる前に、接続を初期化するための一定の時間を必要とします。このオプションを選択すると、Reflection は、初期化後に [ローカルエコー] オプションの 2 回目の交渉を試みます。

詳細