エクスプレスマクロの作成、編集、および実行
エクスプレスマクロは、Reflection Desktop、InfoConnectデスクトップ、ZFE、およびRumbaを含む複数のOpen Text製品によってサポートされている汎用マクロです。エクスプレスマクロの作成後、サポートされた任意のOpen Text製品で実行することができます(編集は必要はありません)。
新たにプログラミングする場合、Visual Basic for Applicationsなどのほかの言語よりも、エクスプレスマクロで始める方がより簡単かもしれません。エクスプレスマクロ言語(EML)にはビジュアルエディタがあり、コードブロックを配置することでプログラムを書いたり編集したりすることができます。セミコロンがないといったコードの構文エラーについて心配する必要はありません。その代わり、マクロのロジックにのみ集中して、必要な自動化の結果を得ることができます。
Reflection Desktopから、次を実行できます。
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ホストのやり取りをエクスプレスマクロに収録する。
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エキスプレスマクロビジュアルブロックプログラミングエディターを使って、記録されたマクロを編集するか、新しいマクロを作成する。
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エキスプレスマクロを選択して実行する。
エクスプレスマクロの収録
ホストアプリケーションとの以下のようなやり取りを自動化するマクロを収録できます。
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ホストアプリケーションへのデータの送信、ホストアプリケーションでのテキストの入力。
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1 つのホストアプリケーションから別のアプリケーションに単一行のテキストまたはデータのコピーおよびペースト。
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マウスでテキストを選択するか、マウスをクリックしてカーソルを移動します。(マウスのクリックは、カーソル位置として収録されます。)
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ホストへの接続またはホストからの切断。
以下の操作は収録できません。
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Reflectionの設定と生産性機能(スペルチェック、自動拡張、オートコンプリートなど)またはReflectionの操作(たとえば、開く、新規、または印刷)とのやり取り。
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Web アプリケーションとのやり取り。
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ホストから外部アプリケーション (例えばメモ帳) への切り取りまたは貼り付け。
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1 つのホストアプリケーションから別のホストアプリケーションに移動するタブの切り替え。
メモ
一部の操作は、予想とは異なって収録されました。
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選択した複数行の最初の行だけが収録されました。[Ctrl] + [A] 、[Ctrl] + [Clear]、[Shift] + [Up]、[Shift] + [Down] などのコマンドを使用する場合、収録されたマクロは、選択した領域の最初の行の文字だけを選択します。
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[Ctrl] + [X] は、[切り取り] コマンドではなく [コピー] コマンドとして収録されます。
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エクスプレスマクロを収録、編集、実行するには
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使用しているユーザインターフェイスオプションに応じて、エキスプレスマクロを収録、編集、または実行するボタンやメニューコマンドを選択します。
このインターフェイスオプションを使用している場合 これらのコマンドがあります... Reflection リボン [エクスプレスマクロ] グループの [マクロ] タブで。 Reflection ブラウザ [Reflection]メニューの[ツール]、[マクロ]で。 TouchUx [レンチ] アイコンメニューで。 クラシックまたはクラシック MDI [マクロ] メニューで。
メモ
エクスプレスマクロは、.js
ファイルとして保存されます。既定では、ユーザデータディレクトリ内のMacros\Express
フォルダに保存されます。