鍵エージェントの操作方法
鍵エージェントのパスフレーズ
鍵エージェントの初回起動時に、パスフレーズを入力する画面が表示されます。このパスフレーズは、エージェントのロックを解除する時に使用します。
パスフレーズはパスワードに類似していますが、一連の語句、句読点、数字、空白、任意の文字列を含む句にできるという点が異なります。パスフレーズは、秘密鍵や Reflection 鍵エージェントなどの保護されたオブジェクトへのアクセスを制限して、セキュリティを向上させます。
良いパスフレーズの条件は、10 ~ 30 文字の長さで単純文でなく、簡単に推量されにくいもので、大文字と小文字、英数字以外の文字を組み合わせたものです。パスフレーズでは大文字と小文字が区別されます。
注
- パスフレーズを変更するには、[パスフレーズの変更]を使用します。
- 紛失したパスフレーズを回復する方法はありません。パスフレーズを紛失したり忘れたりした場合は、[パスフレーズの変更] ダイアログボックスの [リセット] ボタンを使用して、鍵エージェントをリセットします。この操作を行うと、エージェントに保存されている鍵がすべて失われます。
[パスフレーズの変更] ダイアログボックス
表示方法
- 鍵エージェントの起動.
- [パスフレーズの変更]を選択します。
鍵エージェントのロック解除に使用するパスフレーズを変更するには、[パスフレーズの変更] を使用します。
[リセット] | 紛失したパスフレーズを回復する方法はありません。パスフレーズを紛失したり忘れたりした場合は、[リセット] ボタンを使用して現在のパスフレーズをクリアします。 注意: [リセット]ボタンを使用すると、エージェントに保存されている鍵がすべて失われます。[インポート] を使用してージェントに鍵を追加した場合は、元の鍵は元のパスフレーズで保護されており、リセット後もそのまま使用できます。 |
鍵エージェントのロックまたはロック解除
エージェントがロックされている時は、鍵エージェントで鍵を追加、変更、使用することはできません。エージェントの鍵を使用するように構成されているホストに接続しようとすると、パスフレーズを入力する画面が表示されます。
エージェントをロック解除すると、エージェントを再度ロックするか、エージェントを終了するか、または Windows をログオフするまでロック解除の状態が続きます。
鍵エージェントをロックするには
- Reflection 鍵エージェントで [ロック] ボタンをクリックします。
鍵エージェントをロック解除するには
- Reflection 鍵エージェントで [ロック解除] ボタンをクリックして、パスフレーズを入力します。
-または-
-
認証に鍵エージェントを使用するように構成されているホストに接続します。
-
入力を求められたら、正しいパスフレーズを入力します。
注
紛失したパスフレーズを回復する方法はありません。パスフレーズを紛失したり忘れたりした場合は、[パスフレーズの変更] ダイアログボックスの [リセット] ボタンを使用して、鍵エージェントをリセットします。この操作を行うと、エージェントに保存されている鍵がすべて失われます。
鍵エージェントの非表示/再表示
鍵エージェントのウィンドウを非表示にするには
- [ファイル] - [非表示] コマンドをクリックします。鍵エージェントは、引き続きバックグラウンドで実行されます。
注
鍵エージェントが起動している場合は、鍵エージェントアイコンがWindowsのシステムトレイに表示されます。
非表示にした鍵エージェントのウィンドウを再表示するには
- 鍵エージェントアイコンを右クリックし、[Reflection 鍵エージェントを開く] をクリックします。
鍵エージェントの停止
次のいずれかの操作を行います:
-
鍵エージェントの[ファイル]メニューから、[終了]を選択します。
-
Windowsのシステムトレイにある鍵エージェントアイコンを右クリックし、[終了]を選択します。
-
Windows をログオフします。
鍵エージェントのログファイルの表示
[表示] - [ログ] コマンドをクリックします。