転送形式
転送形式により、ファイルの保存方法および転送中に行われるデータの処理方法が決まります。以下のファイル転送の種類から選択できます: ASCII、Binary、Labels (HP 3000 ホストのみ)、Auto-Detect、または Image (VMS ホストのみ)。WRQ/Reflection 以外のプロトコルでは、選択できるのは、[バイナリ] (既定値)、[テキスト]、[自動検出] だけです。
メモ
2バイト文字(漢字)を含むファイルを転送する場合は、[自動検出]ではなく、[テキスト]または[バイナリ]を選択してください。
オプション | 説明 |
---|---|
[ASCII] | 特殊な書式を含まないテキストファイルの転送に使用します。 |
データは、[転送の設定]ダイアログボックスの[変換]タブに設定したパラメータに従って転送されます。 | |
[バイナリ] | プログラムファイル、または変換されるべきではない形式のファイル (すでに特定のプリンタ用の形式になっているファイルや、アプリケーション固有の形式のファイルなど) に使用します。バイナリファイルには、文字として表示することのできない文字が含まれています。この方式を使用すると、このような文字が転送の際に変換されることはありません。 |
[自動検出] | Reflectionはファイルの種類を検出し、自動的に転送形式を選択します(あるいは、明示的な関連付けを使用します。以下参照)。 |
このオプションは、種類が混在しているファイルを転送する場合に特に便利です。Reflectionは、[転送の設定]ダイアログボックスの[自動検出]タブを使用して、ファイルの種類(拡張子による)と転送方式の関連付けを検出します。[転送の設定]ダイアログボックスには、一般的なファイルの種類の関連付けがあらかじめ用意されていますが、これは削除したり、別の転送形式一覧に移動したりすることができます。 | |
[イメージ] | PC を経由して 2 つのホスト間で VMS または UNIX プログラムファイルを転送するのに使用します。この転送形式では、ファイル受信時、PC 上の受信ファイルに属性情報を追加します。そして、ホストへの送信時には、この情報を参照してファイルを作成します。したがって、この転送形式でホストに送信できるファイルは、あらかじめ [イメージ] 転送形式でホストから PC に受信したファイルだけです。 |
VMS の場合、[イメージ] 転送形式はファイルの編成やレコード形式などファイルの RMS (Record Management Services: レコード管理サービス) 属性を保持します。イメージファイルとして転送する際に正しく再作成されるVMSファイルは次のとおりです。.obj ファイル、.exe ファイル、.mai ファイル、およびインデックス付きファイル。 | |
UNIXの場合、UNIXファイルのユーザ、グループ、およびモードの各情報が保持されます。 |
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