設定を構成し終えたら、これらの設定をドメイン内の任意のユーザが使用できるようにすることができます。これを行うには、管理コンソールを使用します。
メモ:クライアント定義とセッション定義の両方を公開する必要があります。
設定を公開するには
セッションを作成するのに使用したのと同じコンピュータ(コンピュータ1)から、X管理コンソールを起動します。
管理者の資格情報を使用してログオンします。
[ドメインの定義] タブをクリックします。[X クライアント] の下に、先ほどテストしたクライアント定義があることを確認します。
この段階では、このクライアントはまだ個人用です。個人用クライアント定義は、その定義を作成したユーザのみが表示、使用、変更できます。個人用クライアントは以下の記号で識別します。
クライアント定義の名前を右クリックして、[公開] を選択します。
ドメインにログインしているすべてのユーザが公開クライアントを使用できますが、変更できるのは管理者だけです。公開クライアントは以下の記号で識別します。
クライアント定義には、以下のような公開定義アイコンが表示されます。
セッション定義の下で、このクライアントが使用するセッション定義を右クリックして、この定義を公開します。
ここに示すように、セッション定義のアイコンが変化して、その定義が公開されたことが示されます。
(オプション) クライアントで Secure Shell 接続を使用している場合は、ホスト鍵を公開できます。これにより、ユーザが [不明なホスト鍵] ダイアログボックスに応答しなくても、管理者はホストが正しく認証されていることを確認できます。接続をテスト済みの場合は、ホスト鍵のコピーがすでにドメインデータベースにあります。鍵を公開するには、左画面でスクロールダウンして [信頼されているホスト鍵] を表示させます。ホスト鍵を右クリックして[公開]を選択します。アイコンが公開ホスト鍵に変化します。