構成シーケンスによって、Unicode 文字を X Keysym に割り当てることができます。例えば、X クライアントがキーボードにないパイ記号 (π) を必要としていると仮定します。ファンクションキーの 1 つ ([F11] キーなど) を、この記号の送信に割り当てることができます。
シフト無効の [F11] キーをパイ (π) X Keysym の送信に割り当てるには
Windows マシンの X マネージャまたは X マネージャ (ドメイン接続用) で、[ツール] > [キー割り当て] をクリックします。
[キー割り当ての選択] で、編集可能なキー割り当てを選択します。
メモ:既定のキー割り当ては編集できません。[複製] をクリックし、既存のキー割り当てを元に、新しいカスタムのキー割り当てを作成します。
[キーの割り当て] タブ (既定で表示される) を使用します。
タブの左側にある [明示的に割り当てられたキー] のリストの [キー] から [F11] を選択します。(これに代わる方法として、[明示的に割り当てられたキー] にある [+] 記号をクリックして [キーの追加または検索] ダイアログ ボックスを開くこともできます。[キーを押す] フィールドにカーソルを移動させ、F11 キーを押して、[OK] をクリックしてください)
[F11] キーが選択された状態で、まず、[割り当てた X Keysym の変更] ボタン ([シフト無効] キーの説明の横にあります) をクリックします。
[割り当てた X Keysym の変更] ダイアログボックスで、パイ記号を指定します。このキーはキーボード上に実在するキーではありませんが、構成キーシーケンスによって指定できます。
構成シーケンスによって正しい X Keysym を特定するには
[キーを押して対応する X Keysym の位置を特定する] フィールドにカーソルを移動させます。
[Alt] キーを押したまま、テンキーで「227」と入力します (これはパイを構成するための Windows の値です。他のプラットフォームにも同様のキー構成オプションがあります)。[Alt] キーを放すと、X Keysym 名の「Greek_pi」が表示されます。
[OK] をクリックします。
[キーの割り当て] タブに、[F11] キーが Greek_pi に割り当てられていることが示されます。
メモ:
上記のようにキーを明示的に割り当てる場合は、それらの文字を [文字] タブのサポートされる文字のリストに追加する必要はありません。
Reflection X ドメイン管理者は、[ドメインの定義] タブから [キー割り当て] を構成することもできます。