[Render 拡張機能オプション] ダイアログボックス

このダイアログボックスでは、カラーマップポリシーを設定できます。このポリシーは、Render 拡張機能が、動的なインデックスされているビジュアル (陰影 (GrayScale) および 調合色 (PseudoColor)) を描画する方法を制御します。

画像は、描画面 (中核的な X ウィンドウまたはピックスマップ) と、ピクセルデータをどのように解釈するかを制御する画像形式で構成されます。描画面がウィンドウの場合は、画像形式は常にウィンドウのビジュアルに対応します。描画面がピックスマップの場合は、画像形式は任意のビジュアルに対応するか、ほかの画像に関連して使用されるアルファデータになります。

索引付きビジュアルに対応する画像形式には、カラーマップが関連付けられています。ビジュアルがスクリーンの既定のビジュアルの場合は、スクリーンの既定のカラーマップが使用されます。この場合、Render 拡張機能はカラーポリシー設定に基づく色と、カラーマップ内で使用可能な (未割り当ての) ピクセル数を割り当てます。ビジュアルが、スクリーンの既定のビジュアルと同じではない場合は、そのビジュアルの種類のすべての画像に対して新しいカラーマップが割り当てられ、設定が [すべて] であるかのように色が割り当てられます。

[カラーマップポリシー]

[既定]

Render 拡張機能では、関連するビジュアルの深度と種類によって適切なカラーマップポリシーを選択します (詳細については、個々のカラーマップポリシーの説明を参照してください)。

 

このビジュアル/深度の種類

使用されるカラーマップポリシー

 

8 ビット以上/調合色 (PseudoColor)

[色]

 

8 ビット以上/陰影 (GrayScale)

[グレイ]

 

その他すべて

[モノクロ]

[モノクロ]

黒と白 (2 つのエントリ) のみを割り当てます。

[グレイ]

[モノクロ] を拡張し、黒と白の間の 11 の中間陰影色も含めます (13 のエントリ)。

[色]

[グレイ] を拡張し、4x4x4 の色立方体に見られる色も含めます。この色立方体には、完全にオフまたは完全にオンの間の 4 つの強度を持つ赤、緑、青の組み合わせが含まれます。

強度 (0x00 ~ 0xFF の範囲) は、00、55、AA、および FF です。色立方体では、[モノクロ][グレイ] の色は RGB=000000、555555、AAAAAA、および FFFFFF で重複します。色立方体には 64 色と、9 色の中間陰影色が割り当てられています (合計で 73 エントリ)。

[すべて]

最大限の色立方体 (最大で 6x6x6) を割り当て、その立方体内でできるだけ多い陰影色を追加で割り当てます。

例えば、深度が 8 ビットのビジュアル (256 のカラーマップエントリを使用可能) は、次のように割り当てられます。

  • [6x6x6 立方体 = 216 エントリ]
  • 中間陰影エントリ、立方体の陰影セグメントあたり 8 つ x 5 セグメント = 40 エントリ

陰影では、次の RGB 値が割り当てられます(8 ビット量に丸める)。

  • 000000 (6x6x6 立方体の一部)
  • 060606 (中間陰影)
  • 0B0B0B
  • 111111
  • 171717
  • 1C1C1C
  • 222222
  • 282828
  • 2E2E2E
  • 333333 (6x6x6 立方体の一部)
  • 393939 (中間陰影)
  • 3F3F3F