Reflection X Advantage では、既定で複数のサンプル定義がインストールされます。多くの場合、これらのサンプル設定を変更することなく接続を確立できます。追加接続を作成する際、サンプルをモデルとして使うことができます。
X クライアントのサンプル定義を使用して接続するには
X マネージャまたは X マネージャ (ドメイン接続用) を起動します。
左側にある [X クライアント] の下から、いずれかのサンプル定義を選択します。一般的な「xterm」の定義を使えます。または、ホストの種類に応じたテンプレートをインポート済みの場合、それら (「Linux - xterm」、「VMS - DECterm」など) のいずれかを選択します。以下のいずれかの方法で接続してください。
定義名をダブルクリックします。
定義を選択して、ツールバーの をクリックします。
定義名を右クリックして、[起動] をクリックします。
プロンプトに対してホスト名とユーザ名を入力します。
ホストが有効で Secure Shell 接続に対応している場合は、初回接続時に [不明なホスト鍵] というメッセージが表示されます。ホスト鍵を信頼する場合は [常時] をクリックします。Reflection X Advantage はこの鍵を保存し、この後の接続時にユーザが正しいホストに接続していることを確認するために使用します。
プロンプトに従ってパスワードを入力します。
接続に成功すると、デスクトップにウィンドウが開き、ホストのコマンドプロンプトが表示されます。
サンプルクライアント定義を複製して、重複コピーを作成することができます。定義を複製することで、同じ設定で新しい定義を作成し、元の定義は参照用として保存しておくことができます。定義を複製するには
クライアント定義を右クリックして [クライアントの複製] を選択します。
複製された定義を編集できます。変更は作業中に自動的に保存されます。次に例を示します。
[ホスト名] と [ユーザ名] に値を入力します。
[ホストの種類] の値を変更します。利用できるサンプルコマンドのリストも変更されます。
[コマンド] を編集して、別の X クライアントアプリケーションを起動します。ドロップダウンの矢印から、選択した種類のホストで通常動作するサンプルコマンドを確認します。
[X クライアント] の下にサンプル定義のリストが表示されない場合は、以下の点を確認してください。
以前のバージョンの Reflection X Advantage からアップグレードする場合、既存の設定は変更されません。そのため、正しいテンプレートがインストールされていても、サンプル定義はインポートされません。[ファイル] > [インポート] により、手動でテンプレートをインポートできます。通常次の場所にあるインストールフォルダの templates サブフォルダにインストールされているテンプレートを探してください。
C:\Program Files\Micro Focus\Reflection\templates
どのサンプル定義を使用しても接続を確立できない場合は、以下の点を確認してください。
X マネージャウィンドウの下部にあるステータスバーに表示されている情報を確認します。各エラーに関する追加情報を表示するには、情報ボタン をクリックします。
エラーメッセージは、ステータスバーに継続して表示されます。テストを再実行する前にメッセージを消去するには、削除ボタン をクリックします。
いくつかの一般的なエラーを以下に示します。
エラーメッセージ |
問題解決のヘルプ |
---|---|
Secure Shell connection refused. (Secure Shell 接続が拒否されました。) |
ホストに到達しましたが、ホストが Secure Shell 接続に対応していません。[接続方法] の変更を試みてください。 |
未知のホスト: <ホスト名> |
指定したホスト名が到達不能です。エントリを確認するか、ホスト名を使用する代わりにホストの IP アドレスを指定することを試みてください。 |
User does not exist. (ユーザが存在しません。) |
入力したユーザ名が無効です。このエラーは、ログイン情報プロンプトに対してユーザ名を空白のままにした場合にも表示されます。 |
クライアントは X サーバに接続できませんでした |
指定した [コマンド] がホストで無効です。他のいずれかのサンプルコマンドを試すか、ホストの構成に合わせてコマンドを手動で編集してください。なお、表示されるサンプルコマンドのリストは、[ホストの種類] の現在の値に基づいて変化します。[ホストの種類] が [標準 UNIX] に設定されている場合、別のサンプルコマンドを選択する前に自分のホストタイプに一致するように変更してください。 |