旧来のReflection Xからのアップグレードに関する機能ガイド
旧来のReflection X製品からアップグレードする場合、Reflection Xの機能については次の表を参照してください。
クライアント設定
Reflection Xの最初の実行時に、旧来のReflection Xクライアントファイル(*.rxc)は自動的にReflection XクライアントとXDMCP接続に移行されます。「旧来のReflection Xからのアップグレード」を参照してください。
旧来のReflection X | Reflection X |
---|---|
クライアントファイル(.rxc) | すべての設定はReflection Xデータベースに保存されます。 |
X クライアント接続の設定。[起動方式]、[ホスト名]、[ユーザ名]、[パスワード]、[コマンド] など | クライアントを定義する。 |
クライアント接続詳細設定 | クライアント定義>[接続方法]を選択し、[詳細設定]をクリックしてください。 |
Secure Shellの認証と暗号化 | クライアント定義>[接続方法]= Secure Shell >[詳細設定]ボタン |
Secure Shell鍵管理 | [ツール]>[Secure Shellユーザ鍵]、[ツール]>[Secure Shellホスト鍵] |
XDMCP の接続設定 | XDMCP 接続定義 |
サーバ設定
旧来の Reflection X サーバの設定は、Windows レジストリに保存されます。これらの設定は、Reflection Xを初めて実行する時に自動的にReflection Xセッションの定義に移行されます。
メモ
セッションの定義は、Reflection Xによる接続の管理と表示の方法に影響する設定の組み合わせです。既定のセッション定義を各Xクライアント(XDMCP接続など)と関連付ける、またはクライアントの起動時にセッション名の入力が必要となるようにこれらの定義を構成できます。関連するセッションがまだ実行されていない場合、クライアントを起動するとReflection Xでセッションが開始されます。
サーバ設定は config と呼ばれるセッション定義に移行されます。(新しいX サーバ インスタンスを作成した場合、これらの設定は指定の名前を使用して移行されます)
設定 | 旧来のReflection X | Reflection X |
---|---|---|
ウィンドウマネージャ | ||
[Window mode](ウィンドウモード) > | [全般]>または | |
[Microsoft Windows desktop](Microsoft Windowsデスクトップ) | [クライアントをデスクトップに表示する] | |
[X端末風のデスクトップ] | [クライアントをX端末風のデスクトップに表示する] | |
表示 | ||
[Xディスプレイ番号] | [表示]>[ディスプレイ番号を要求する](既定では、使用できるポート数に基づき、Reflection Xによって動的にディスプレイ番号が選択されます。) | |
Xスクリーン | ||
[Number of X screens](Xスクリーンの数) >[Specify total number](合計数の指定) | [表示]スクリーンを追加するには、[スクリーンの定義]の表のタイトルバーのプラス(+)をクリックします。 | |
[仮想の幅(ピクセル)] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[仮想の幅(ピクセル)] | |
[仮想の高さ(ピクセル)] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[仮想の高さ(ピクセル)] | |
[MM width dimension (幅(mm))] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[幅(mm)] | |
[MM height dimension (高さ(mm))] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[高さ(mm)] | |
[モニタ上の場所] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[モニタ] | |
[最大化](タイトルバーなし) | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[タイトルバーの非表示] | |
サーバ | ||
バッキングストア、セーブアンダ | [表示]>[バッキングストア] | |
X11R3との互換性を確保 | [表示]>[X11R3との互換性を確保する] | |
[最後のクライアントを閉じたときに終了する] | [全般]>[最後のクライアントでの操作]>[セッションを停止してXマネージャを終了する] | |
クライアント接続時に停止の確認 | [ファイル]>[ユーザ設定]>[Xマネージャを終了した時の操作]>[プロンプト] | |
[拡張子] | [拡張子] | |
[ログファイル] | 「ログファイル」を参照 | |
Xプロトコルエラーの記録 | [記録の設定]>[Xプロトコルエラーを記録する] | |
フォント | ||
[フォントパス] | [フォント]>[サーバフォントパス] | |
[フォントの自動伸縮] | [フォント]>[フォントの自動伸縮] | |
[フォント要求の記録] | [記録の設定]>[フォント要求の記録] | |
[接続先ホストのフォントサーバを試行] | [フォント]>[Xクライアントホストのフォントサーバを使用する] | |
[無いフォントを他で代用] | [フォント]>[無いフォントを他で代用する] | |
色 | ||
[既定のビジュアルの種類] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[既定のビジュアルの種類] | |
[Windowsシステムの色の予約] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[黒と白のピクセル]および[クライアントのカラーマップでの黒白の割り当て] | |
[最大カラーマップを1に設定する] | [表示]>[最大カラーマップを1に設定する] | |
[線形ビジュアルをアドバタイズ] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[線形ビジュアル] | |
[単一深度ビジュアルをアドバタイズ] | [表示]>[スクリーンの定義]の表>[単一深度ビジュアル] | |
[RGBカラーファイル] | [表示]>[カラースキーム]>[編集]>[インポート] | |
セキュリティ | ||
[ホスト定義のセキュリティ] | [セキュリティ]>[ホストベースで認証する] | |
[ホストアクセスのセキュリティファイル] | [セキュリティ]>[許可済みのホスト](このオプションは、[ホストベースで認証する]が有効な場合にのみ表示されます。) | |
[ユーザ定義のセキュリティ] | [セキュリティ]>[ユーザベースで認証する] | |
[ユーザ認証の期間] | [セキュリティ]>[認証待ち時間](このオプションは、[ユーザベースで認証する]が有効な場合にのみ表示されます。) | |
ネットワーク | ||
[リモートTCP/IP接続を使用不可] | [セキュリティ]>[リモート IP 接続を許可する] | |
キープアライブ使用 | [詳細設定]>[IPキープアライブを実行する] | |
[サーバのネットワーク活動の記録] | [記録の設定]>[ネットワーク活動を記録する] | |
キーボードの設定 | ||
[Backspaceキーで送る機能] | [キーボード]>[[Backspace]キーで送る機能] | |
[キーボードの再割り当てを許可] | [キーボード]>[Xクライアントによるキーボードの再割り当てを許可する] | |
[ホストキーボード] | [キーボード]>[キー割り当て](定義されているキーボードを選択します) | |
[キーボードの割り当て] | [キーボード]>[キー割り当て]>[編集](カスタムのキー割り当てを作成するには、既定のキー割り当てを複製することから始めます。) | |
マウス | ||
[マウスホイールスクロールを有効にする] | [マウス]>[マウスホイールスクロール]>[スクロールホイールの無効化] | |
[マウスホイール]>[ボタンの作成] | [マウス]>[マウスホイールスクロール] | |
[中央ボタンのエミュレーションを有効にする] | [マウス]>[中央ボタンのエミュレーションを有効にする] | |
[中央ボタンの検出速度] | [マウス]>[中央ボタンの検出速度] | |
クリップボード | ||
[クリップボードに連動させる選択内容] | [表示]>[クリップボードに連動させる選択内容] | |
DBCS | ||
[入力方式] | [キーボード]>[ネイティブIMEサポート] |