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設定移行用のrxmigrateコマンドラインユーティリティ

Windowsシステムでrxmigrateを使用して、旧来のReflection Xバージョン、またはHummingbird社のExceed製品から設定を移行します。rxmigrateを実行すると、コンソールにメッセージが表示されます。また、migration.logファイルがログフォルダ(通常はC:\Users\<user>\Documents\Micro Focus\Reflection\logs\migration.log)に作成されます。

メモ

ローカルシステムに保存されている設定は、Reflection XマネージャまたはReflection Xマネージャ(ドメイン接続用)の最初の実行時に自動的に移行されます。最初の実行時に設定をインポートしないことを選択しても、後で移行した設定を手動でインポートできます。共有のネットワーク上の場所の設定は、自動的にインポートされません。rxmigrate を使用して、これらの設定を移行できます。

旧来の Reflection X の設定を変換するには、以下のように入力します。

rxmigrate [-a] [-c client1.rxc ...] [-s server1.rxs ...] [-k known_hosts ...] -o output.rxd

Exceedの設定を変換するには、以下のように入力します。

rxmigrate -product Exceed [-a] [-c client1.xs ...] [-s session1.ses ...] [-xc server1.xcfg...] -o output.rxd

次のコマンドラインは、Reflection X 14.0からの設定の既定の移行で使うオプションです。すべてのReflection Xクライアントおよびサーバの設定と、あればSecure Shell接続で使う既知のホスト鍵を移行します。この出力ファイルは、Reflection Xデータフォルダのmigrationフォルダにあります。

rxmigrate -a -o "%userprofile%\Documents\Micro Focus\Reflection\Reflection X 14_0_1.rxd"

次のコマンドを実行すると、指定したネットワーク共有のすべてのReflection Xクライアントファイル(*.rxc)が変換され、指定した出力ファイルに保存されます。

rxmigrate -c \\sharedsettings\rxa\*.rxc -o "c:\migrated settings\RXsettings.rxd"

次のコマンドを実行すると、Exceedのすべての設定が移行され、指定した出力ファイルに保存されます。

rxmigrate -product Exceed -a -o c:\migrate\Exceedsettings.rxd

オプション

メモ: ファイル名を指定するオプションの場合、ワイルドカードはファイル名には対応していますが、ディレクトリ名には対応していません。

オプション 説明
-product (オプション) 移行する製品を指定します。有効な値は ReflectionExceed です。このオプションを省略すると、ユーティリティが Reflection の移行を実行します。
-a (オプション) ローカルマシンで見つかったすべてのクライアントとサーバの設定を移行します。製品を指定しない場合、このオプションでは旧来の Reflection X の設定 (既知のホストを含む) がすべて変換されます。
-c (オプション) 指定したクライアントファイル (client1.rxc client2.rxc など) からクライアント設定を移行します。
-s (オプション) 指定したサーバファイル (server1.rxs server2.rxs など) からサーバ設定 (Reflection X) またはセッション設定 (Exceed) を移行します。
-xc (オプション) 指定したサーバファイルから Exceed サーバ設定を移行します。
-k (オプション) 指定したファイルにあるホスト (known_hostsなど) を移行します。このオプションは、Reflection の移行のみに適用されます。
-o (必須) 作成する出力ファイルのパスとファイル名 (output.rxd など) を指定します。パスにスペースが含まれる場合は、引用符を使用します。出力ファイルはReflection Xの定義ファイル(*.rxd)です。
メモ: 定義ファイル(*.rxd)には、Reflection X Advantageの構成情報がXML形式で含まれます。このファイル形式を使用して、Reflection Xとの間で設定をエクスポートおよびインポートします。
-version Reflection Xのバージョン情報を表示します。
-? または -help コマンドラインオプションに関する簡単な説明を表示します。

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