ドメイン構成用のrxsconfigコマンドラインユーティリティ
rxsconfigは次の目的に使用します。
-
ローカルコンピュータ(このユーティリティを実行するコンピュータ)をノードとしてReflection Xドメインに追加する。
-
ドメインからローカルコンピュータを削除する。
-
ドメインをリカバリモードで配置する。
-
構成済みの Reflection X サービスプロセスの一覧を表示する。
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ドメインノードを再起動します
一般的な構文:
rxsconfig 参加 | 退出 | リスト | チェック | リカバリ | 再ロード | 再起動 | バージョン
各コマンドで使用可能なオプションを表示するには、次の構文を使用します。
rxsconfig <command> -help
Join
ローカルコンピュータをノードとして指定したドメインに追加します 。(下記のオプションを参照。)join 構文は次のとおりです。
rxsconfig join [-u
user
] [-p
password
] [-f] [-a
alternate-address
[,...]]
domain
[
node-listening-address
]
たとえば、rxsconfigを実行しているコンピュータを、rx.domain.comで実行されているReflection Xドメインに追加する場合は、次のようになります。
rxsconfig join rx.domain.com
Leave
ドメインからローカルコンピュータを削除する。(下記のオプションを参照。)leave 構文は次のとおりです。
rxsconfig leave [-u
user
] [-p
password
] [-f]
domain
[
node-listening-address
]
次に例を示します。
rxsconfig leave rx.domain.com
List
構成済みの Reflection X サービスプロセス (ドメインコントローラ、ドメインノード、およびリモートセッションサービスノード) をポート番号で並べ替えて表示します。行ごとに、リスニングアドレスと簡単な説明が含まれます。list 構文は次のとおりです。
rxsconfig list
Check
ドメインノードが到達可能か確認します。check構文は次のとおりです。
rxsconfig check [
domain_listening_address
]
例:
rxsconfig check 0.0.0.0:22000
Recover
サービスを次回起動する際に、ドメインがリカバリモードになるように指定します。管理者パスワードを忘れたり、管理者アカウントを追加せずに認証方式を変更したり、外部認証システムに問題が発生したりしてドメインから締め出された場合は、リカバリモードを使用します。recover 構文は次のとおりです。
rxsconfig recover [-f] [
domain_listening_address
]
recoverオプションの使用方法の詳細については、「ドメインのロックの解除」を参照してください。
再ロード
ドメインノードを再ロードします。reload構文は次のとおりです。
rxsconfig reload
再開
ドメインノードを再起動します。restart構文は次のとおりです。
rxsconfig restart [
domain_listening_address
]
例:
rxsconfig restart 0.0.0.0:22000
Version
Reflection Xのバージョン情報を表示します。versionの構文は次のとおりです。
rxsconfig version
メモ
-
rxsconfigを使用するには、コンピュータのルート/管理特権を持っている必要があります。
-
Linuxシステムでは、インストーラによってrxsconfigがパスに追加されることはありません。インストールディレクトリから実行し、完全なパス情報を含めるか、パスに追加します。Linuxシステムの場合、既定の場所は
/opt/microfocus/ReflectionX/rxsconfig
です。 -
新しい Windows システム (Windows Vista および Windows Server 2008 以降) の場合は、管理者としてコマンドウィンドウを開く必要があります。([スタート] メニューの [アクセサリ] で、[コマンドプロンプト] を右クリックして [管理者として実行] を選択します。)
オプション | 説明 |
---|---|
-u user | (オプション) Reflection Xのドメイン管理者を指定します。このパラメータが指定されていないと、ユーザ名の入力を求められます。 |
-p password | (オプション) Reflection Xのドメインユーザのパスワードを指定します。このパラメータが指定されていないと、パスワードの入力を求められます。 |
-f | (オプション) 対話型以外のモードで rxsconfig を実行します。このモードでは、-u, -pおよび domain が必須のパラメータです。指定されていないオプションについては、既定の応答が使用されます。 |
-a alternate-address | (オプション) ドメインノードの 1 つまたは複数の代替アドレスの一覧 (カンマ区切り) を定義します。構成中のノードが、ネットワークアドレス変換 (NAT) を使用するファイアウォールの背後にある場合は、このオプションを使用します。次に例を示します。 |
alternate.company.com:1234, 10.10.0.2:5678 | |
ポートを省略して IP アドレスのみを指定できます。この場合、プライマリリスニングアドレスからのポートが使用されます。 | |
メモ: X Administrative Consoleの[ドメインの構成]タブから、ノードの代替アドレスを追加したり変更したりすることもできます。 | |
domain | (joinまたはleaveで必須) Reflection Xドメインコントローラの名前です(reflectionx.company.comなど)。 |
node-listening-address | (オプション) joinでは、ドメインノードで使用するローカルリスニングアドレス(0.0.0.0:22001 など)を指定します。 |
このオプションを省略すると、rxsconfigは、ポート22001 (このポートが使用できない場合は、22001 の後で最初に使用できるポート)を使用して、自動的に0.0.0.0 (すべての使用可能なIPアドレス)にアドレスを生成します。 | |
0.0.0.0 を指定すると、ノードサービスがすべての使用可能な IP アドレスにバインドされます。特定の IP アドレスをバインドするには、その IP アドレスを指定します。たとえば、IPアドレス10.10.44.22 とポート22006 を使用して外部利用向けのネットワークカードにバインドするには、次のように指定します。 | |
rxsconfig join rx.com 10.10.44.22:22006 | |
次のように、IP アドレスを省略してポートだけを指定することができます。この場合、rxsconfig は既定の 0.0.0.0 となります。 | |
rxsconfig join rx.com 22006 | |
leave では、指定したドメインのローカルコンピュータ用に複数のノードを追加する場合にのみ、このオプションが必要です。 | |
-help | コマンドラインオプションに関する簡単な説明を表示します。このオプションだけを使用すると、コマンドの選択肢が表示されます。{{ no such element: dict object['TABLE_BREAK'] }}rxsconfig -help {{ no such element: dict object['TABLE_BREAK'] }}構文の詳細を表示するには、コマンドを含めます。 たとえば、{{ no such element: dict object['TABLE_BREAK'] }} rxsconfig join -help |
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