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[実行中のセッション]と[ドメインの状況]

このダイアログボックスを表示するには?

管理コンソール使用の場合

  1. ドメインの状況]タブをクリックします。

  2. 実行中のセッション]タブで、詳細を表示するセッションを選択します。

Xマネージャ使用の場合

  1. セッションの定義]で現在接続中のセッションは、セッションの定義の下に表示されます。

  2. 接続中のセッションを選ぶと、[セッションの状況]画面が右に表示され、セッションの詳細が表示されます。

実行中のすべてのセッションについて、セッション名、オーナー、実行元のコンピュータなどの詳細を表示できます。

セッションを選択すると、セッションの実行時間、クライアントコネクタの場所、セッションに参加しているすべての X サーバといった、追加の詳細を表示できます。

(ウィンドウの右側にある) [場所] の横に二重矢印ボタンが表示されている場合、セッションを実行しているノード (コンピュータ) 中心のビューにすばやく移動できます。

項目 説明
[セッション名] このセッションが使用しているセッションの定義名。
[セッション ID] 各セッションに対する一意的な識別子。セッション ID は、稼働中の各セッションに関連するログファイル メッセージを特定するのに役立ちます。
[場所] このセッションを実行しているドメイン内のコンピュータ。
[所有者] セッションを開始したユーザ。
[状態] セッションの状況 — [起動中]、[停止中]、[実行中]、または [リセット中]。
[現状での経過時間] セッションの状況が最後に変化してからの時間。
[活動時間] セッションが開始されてからの経過時間。
[許可されているユーザ] (ドメインモードのみ)セッションへの参加が許可されているすべてのユーザが一覧表示されます。
ユーザがセッションの作成者である場合は、プラス記号(+)をクリックすると、ほかのユーザを追加できます。許可されたユーザが、Xマネージャを起動してドメインにログオンすると、[提供セッション]の下に表示されているセッションに参加することができます。
メモ: この機能は、Reflection Xをドメインモードで実行する場合に使用するアプリケーションであるXマネージャ(ドメイン接続用)および管理コンソールから使用できます。
セッションの制御をユーザに許可する ユーザがセッションの作成者である場合は、セッションの実行中にこのオプションをオンにすると、ほかのユーザが、参加しているセッションを制御できるようになります。
単体モードでは、このオプションは、セッションの [接続先の URL] を使用してセッションに参加しているすべてのユーザに適用されます。
ドメインモードでは、このオプションはすべての [許可されているユーザ] に適用されます。

[クライアントコネクタ]

クライアントコネクタは、セッションについて X クライアントから送られた接続要求を受け付け、X クライアントから受信した X プロトコル要求をそのセッションへ転送します。

[場所] クライアントコネクタが実行されているコンピュータの名前。
[リスニングIP/ディスプレイ] クライアントコネクタの属する X セッションのネットワークアドレスとディスプレイ番号です。複数のネットワークカードがあると、1 つのクライアントコネクタに複数のリスニング IP とディスプレイペアがある場合があります。
X クライアントはこの値のペアによって X セッションに配置されます。これはDISPLAYの環境変数(またはXクライアントコマンドラインオプション「-display」)を<ネットワークアドレス>:<ディスプレイ番号>に設定して実行します。
[X クライアント数] このクライアントコネクタに接続されている X クライアントの数です。

X サーバ

このセッションに接続されているX サーバに関する詳細が表示されます。

[場所] このX サーバが実行されているコンピュータ。
[ユーザ] この X サーバを実行しているユーザ。
[圧縮] このサーバとセッションのプロトコルルータの間で、プロトコルが圧縮されているかどうかを表示します。プロトコルが圧縮されているか、これがヘッドレスサーバである場合、この列にはデータ交換に関する追加の統計情報も表示されます。詳細については、「セッションの統計情報」を参照してください。
[入力の許可] マウスおよびキーボードの入力。ユーザ入力がこの X サーバに対して使用可能である場合、ステータスは [はい] になります。入力は、一度に 1 台のX サーバでしか行えません。
[レイテンシ] このサーバを実行しているコンピュータとセッションのプロトコルルータを実行しているコンピュータ間の接続の遅延(ミリ秒単位)を表示します。サーバがローカルで実行されている場合、この列にはN/Aと表示されます。
帯域幅 このサーバを実行しているコンピュータとセッションのプロトコルルータを実行しているコンピュータ間の接続の帯域幅を表示します。サーバがローカルで実行されている場合、この列にはN/Aと表示されます。

メモ

遅延は操作が開始されてから効果が出るまでの待ち時間です。ネットワークでのデータパケットの受信の遅れにはいくつかの原因があります。たとえば転送メディアや送受信ポイント間にあるネットワークデバイスの数などです。通常、ワークステーションとホスト間の物理的な距離が長くなるほど、遅延が発生する可能性が高くなります。

帯域幅はネットワークでのデータ転送率で、チャネル経由で転送できる情報の最大量(KbpsまたはMbps)を示します。

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