IMEのトラブルシューティング
Reflection Xでローカルの入力方式エディタ(IME)の使用を構成したにも関わらず、Xクライアントへのテキスト入力に構成したIMEを使用できない場合は、この情報を確認してください。追加情報については、「技術情報ドキュメント7021822」を参照してください。
XIM操作の記録
XIMの記録を有効にして出力ログを確認し、XクライアントがXIMを認識しているかどうかと、Reflection XのIMEサーバを使用するよう構成されているかどうかを判定します。
XIM操作を記録するには
-
[セッションの定義]で、ネイティブIMEサポートを使用するよう構成したセッションを選択します。
-
[セッションの定義]画面で[記録の設定]を展開し、[XIM操作を記録する]を選択します。
-
クライアントを起動してローカル入力エディタを使用してみます。
-
該当するログファイル内の情報を確認します。
ホストのローカル IME の使用に対応するように構成する際の、プラットフォーム固有の手順
以下のプラットフォーム固有の手順を使用して、XクライアントがX Input method (XIM)を使用するよう構成します。これは、Reflection XがローカルIMEを使用するよう構成するための要件です。
Red Hat 5
Red Hat 5 のデスクトップでは SCIM (Smart Common Input Method) の使用が構成されており、すべての GTK (GNOME Toolkit) アプリケーションは既定で SCIM を使用します。これらのクライアントでローカル IME を使用できるようにするには、これらのクライアントで X Input method (XIM) の使用を構成する必要があります。コンテキストメニューを使用して、クライアントの XIM の使用を構成できます。これにより入力方式を変更できますが、コンテキストメニューは既定では使用できません。以下の手順を使用して、このコンテキストメニューを有効にして使用します。
コンテキストメニューを有効にしてクライアントが XIM サーバを使用するよう構成するには
-
セッションを開始します。
-
以下のコマンドを実行してコンテキストメニューを有効にします。
gconftool-2 --type bool --set '/desktop/gnome/interface/show_input_method_menu' true
メモ
このコマンドは、システムのユーザごとに1回だけ実行する必要があります。これにより、その後のセッションでコンテキストメニューを使用できるようになります。
-
クライアントウィンドウを右クリックします。
-
コンテキストメニューから X Input method を選択します。
HP CDE
XDMCP セッションにログオンする前に、対応言語を選択します。対応言語は以下のとおりです。ja_JP.UTF-8、ja_JP.EUC-JP、ja_JP、C、en_US.UTF-8、ko_KR.UTF-8、ko_KR