プラグインを作成する

概要

このセクションでは、Silk Central プラグインを作成する方法について説明します。すべてのタイプのプラグインに共通するタスクについてのみ、ここでは説明します。

プラグインの種

Silk Central は、複数のプラグイン API を提供しています。各 API は、種 (species) として捉えられます。

コンパイル

プラグインの開発やコンパイルにおいて、適切な Java バージョンについては、Silk Central のリリースノートを参照してください。このことは、Silk Central の Java ランタイム環境と互換性を確保するために重要となります。Silk Central は AdoptOpenJDK を使用しています。

デプロイ

プラグイン クラスを作成し、API の種を実装したら、プラグイン パッケージ (jar や zip) を作成することができます。

  • 作成するプラグインが他に依存していない場合 (もしくは、既に Silk Central 内にあるライブラリとのみ依存関係がある場合) は、単に、作成したクラスが含まれた JAR ファイルを作成します。
  • 作成したプラグインが追加ライブラリに依存する場合、それらのライブラリを、サブディレクトリ lib に置き、すべてのライブラリを 1 つの ZIP アーカイブにパッケージします。

作成したファイルを、<アプリケーション サーバーのインストール ディレクトリ>\plugins\ にあるプラグイン ディレクトリに置きます。

注: 新しくデプロイしたプラグインを Silk Central で利用可能にするには、アプリケーション サーバーとフロントエンド サーバーを再起動する必要があります。サーバーの再起動の詳細については、この『ヘルプ』の「管理」トピックを参照してください。

配信

プラグインの種のタイプが Silk Central によって認識されているのと同様、どのサーバー (実行サーバー、アプリケーション サーバー、およびフロントエンド サーバー) でどの種が必要であるかも認識されています。各プラグインはアプリケーション サーバーにインストールすることができます。そして、Silk Central が各サーバーへ適切なプラグインを自動配信します。