このセクションでは、仮想ファイル システム(VFS)のソース管理プロファイルを構成する方法について説明します。
VFS とは、実際のファイル システムの上に位置する抽象化層です。VFS は、クライアント アプリケーションが様々なファイル システムに同じ方法でアクセスできるようにすることを目的としています。Apache Commons VFS は、多様なファイル
システムへアクセスするための、単一の API を提供しています。これにより、様々なソースからのファイル群を、単一のビューで表すことができます。Silk Central が VFS に対して現在サポートしているプロトコルは、以下のとおりです。
- プロトコル
- 説明
- http
- 指定されたファイルをコピー。また、このプロトコル タイプでは、ZIP、JAR、およびその他の ZIP したファイルのコピーと解凍がサポートされています。.zip ファイルは http サーバーに対して指定する必要があります。たとえば、zip:http://myTestServer/myTests.zip のようになります。.zip ファイルは、実行サーバー上で抽出されます。
- ftp
- 指定されたファイルをコピー。また、このプロトコル タイプでは、ZIP、JAR、およびその他の ZIP したファイルのコピーと解凍がサポートされています。
- smb
- サーバー メッセージ ブロック (smb) は、すべてのファイルおよびフォルダをコピーします。このプロトコルは、UNC プロファイルの代わりに使用できます。たとえば、VFS smb パス smb://server-name/shared-resource-path は、UNC パス \\server-name\shared-resource-path に相当します。
注: ソース管理に VFS を使用する新しい ProcessExecutor テストを作成する場合は、実行可能ファイル名 フィールドで実行可能ファイルの完全パスを指定する必要があります。