ビジネス プロセス テストに対してパラメータをマップする

コンポーネント タブを使用すると、ビジネス プロセス テストまたはフローのコンテキストで、ビジネス コンポーネントのパラメータを、次のいずれかにマップすることができます。
  • 選択したビジネス プロセス テストまたはフローの入力パラメータ
  • 選択したビジネス プロセス テストまたはフローでの前のビジネス コンポーネントの出力パラメータ
  • ビジネス プロセス テストのテスト パラメータ。これは、フローのコンテキストでのビジネス コンポーネントには適用できません。詳細については、「テスト パラメータ」を参照してください。
  • 静的な値
注: 名前が一致するパラメータは自動的にマップされます。たとえば、出力パラメータ ${name}→ は、そのビジネス プロセス テストまたはフローでの後続コンポーネントの入力パラメータ ${name} に自動的にマップされます。
  1. ビジネス プロセス テストまたはフローを選択します。
    • ビジネス プロセス テストを選択する場合は、テスト > 詳細ビュー をクリックし、テスト ツリーからビジネス プロセス テストを選択します。
    • フローを選択する場合は、テスト > ライブラリ をクリックし、ライブラリ ツリーからフローを選択します。
  2. コンポーネント タブをクリックします。 割り当てたコンポーネントに対して指定されているすべてのパラメータが、パラメータ 列に表示されます。
  3. マップするパラメータをクリックます。
  4. パラメータに対するマッピングを指定します。
    • パラメータを他のパラメータにマップするには、リストからマップするパラメータを選択します。
    • 入力パラメータに対して静的な値を設定するには、テキスト フィールドに値を入力してから Enter を押します。
注意:
コンポーネントのパラメータの名前を変更したり、順番を入れ替えると、パラメータのマッピングが無効になり、マップをやり直しが必要になる場合があります。

製品を注文、調達、発送するための一連のビジネス コンポーネントが定義されているものと仮定します。

最初のビジネス コンポーネントで製品が注文され、OrderID にその結果が保存されて後続のビジネス コンポーネントに渡されます。

Silk Central は、最初のビジネス コンポーネントの出力パラメータ OrderID を、後続のビジネス コンポーネントの入力パラメータ OrderID に自動的にマップします(パラメータの名前が同じため)。

同じ名前の出力パラメータを持つビジネス コンポーネントが複数存在する場合は、後続コンポーネントの同じ名前の入力パラメータは、一連のビジネス コンポーネントのうち、最も最近のビジネス コンポーネントの出力パラメータにマップされます。

以下に示すような一連のコンポーネントが実行される場合を考えます。

最初の製品注文の出力パラメータは、2 番目の製品注文の出力パラメータで上書きされるため、後続のビジネス コンポーネントでアクセスされることはありません。

この問題を回避するために、出力パラメータの値を一時的な変数に出力することができます。 一時変数は、出力パラメータ フィールドをクリックしてから ${<変数名>} 形式で入力して指定できます。その後、後続のビジネス コンポーネントの入力パラメータとして一時変数を使用できます。

以下の例では、2 つの Order Product ビジネス コンポーネントの出力パラメータ OrderID を、一時変数 OrderID A および OrderID B に出力することによって、この問題を回避しています。