製品を注文、調達、発送するための一連のビジネス コンポーネントが定義されているものと仮定します。
最初のビジネス コンポーネントで製品が注文され、OrderID にその結果が保存されて後続のビジネス コンポーネントに渡されます。
Silk Central は、最初のビジネス コンポーネントの出力パラメータ OrderID を、後続のビジネス コンポーネントの入力パラメータ OrderID に自動的にマップします(パラメータの名前が同じため)。
同じ名前の出力パラメータを持つビジネス コンポーネントが複数存在する場合は、後続コンポーネントの同じ名前の入力パラメータは、一連のビジネス コンポーネントのうち、最も最近のビジネス コンポーネントの出力パラメータにマップされます。
以下に示すような一連のコンポーネントが実行される場合を考えます。
最初の製品注文の出力パラメータは、2 番目の製品注文の出力パラメータで上書きされるため、後続のビジネス コンポーネントでアクセスされることはありません。
この問題を回避するために、出力パラメータの値を一時的な変数に出力することができます。 一時変数は、出力パラメータ フィールドをクリックしてから ${<変数名>} 形式で入力して指定できます。その後、後続のビジネス コンポーネントの入力パラメータとして一時変数を使用できます。
以下の例では、2 つの Order Product ビジネス コンポーネントの出力パラメータ OrderID を、一時変数 OrderID A および OrderID B に出力することによって、この問題を回避しています。