特定の製品の問題の追跡以外にも、
Issue Manager では次の問題を追跡します。
- 製品の特定のバージョン
- 製品バージョンの対象となる特定のプラットフォーム
- 特定の製品コンポーネント
多くの場合、特定のアプリケーションのコードは、製品チームの複数の担当者が作成します。Issue Manager では、製品およびコンポーネントを特定の受信箱にリンクすることができます。さらに、Issue Manager は製品、コンポーネント、リリースおよびプラットフォームに基づいて、新しい問題を適切な開発者に自動的に割り当てます。
注: Silk Central の 管理 ユニットでは、製品、コンポーネント、バージョン、ビルド、プラットフォームを作成および編集できます。Issue Manager で設定できるプロパティは、製品受信箱の設定のみです。
製品とコンポーネントを区別する方法は管理者が決定します。ある組織では別の組織のコンポーネントとして製品を定義することがあります。次の基本的な定義が便利です。
- 製品
- 製品とは、同梱されていることがある他のソフトウェアとは独立して動作可能な 1 つのソフトウェアのことです。必要に応じて個別に販売することができます。製品では、実行可能プログラムはコード ベースと区別されます。製品は複数のコンポーネントで構成される場合があります。
- コンポーネント
- コンポーネントとは、製品の機能領域のことです。コンポーネントは個別に購入することができず、ユーザーには個別の製品とは認識されません。製品には、1 つ以上のコンポーネントが関連付けられている場合があります。
- リリース
- リリースとは、特定の製品の特定のバージョンやソフトウェア ビルドのことです。リリースは、組織内の開発ビルドの場合もあれば、顧客に出荷されたビルドの場合もあります。製品には、複数のリリースが関連付けられている場合があります。製品の特定のリリースは、複数のプラットフォームで利用できる場合があります。
- プラットフォーム
- プラットフォームは、製品が実行される環境のことです。プラットフォームは、次の要素のいずれかの組み合わせで構成されます。
- ハードウェア。
- オペレーティング システム (Microsoft Windows など)。
- オペレーティング システム リリース (8.1 など)。
製品、リリース、プラットフォーム、コンポーネントの値として定義されているものの多くは、製品 ページ () に表示されます。