ある自動実行計画を複数の実行サーバー上で実行する必要がある場合には、実行計画のコピーを作成し、他の実行サーバーと一致するキーワードをその実行計画に追加で割り当ててください。
自動実行計画を実行するのにハードウェア プロビジョニングが必要でない場合は、実行サーバーごとに自動的に生成される予約済みキーワードを利用することができます。そのような場合は、実行サーバーにキーワードを手動で割り当てる必要はありません。その代わりに、各実行計画に実行サーバーを 1 対 1 で静的に割り当てることができます。
新規作成された各実行サーバーには予約済みキーワードが自動的に割り当てられます。予約済みキーワードは、次の形式で構成されます:#<execution server name>@<location name>
予約済みキーワードを利用できるのは実行計画にキーワードを割り当てるときだけです。
仮想実行サーバーへのキーワードの割り当ては、物理実行サーバーへの割り当てと同様です。仮想実行サーバーを少なくとも 1 つ構成すると、#VIRTUAL キーワードが動的に生成され、どの実行計画にも割り当てられるようになります。実行計画が仮想マシンで実行されるようにする場合、その実行計画には #VIRTUAL キーワードを選択します。実行計画に #VIRTUAL キーワードも #PHYSICAL キーワードも割り当てられていない場合、実行環境の設定が同じであれば、その実行は仮想実行サーバーと物理実行サーバーのどちらで行われる可能性もあります。テストのキーワードが複数の仮想実行サーバーに一致する場合は、一致する仮想実行サーバーの中で最初に見つかったものが選択されます。
実行計画は実行フォルダにまとめることができます (フォルダは実行サブフォルダと実行計画を含むことができます)。実行計画の実行に対するオプションは、実行フォルダの実行に対しても利用できます。
実行されるフォルダのキーワード | 含まれる実行計画/サブフォルダのキーワード | 含まれる実行計画/サブフォルダの実行 |
---|---|---|
キーワードなし | キーワードなし | キーワードのない実行計画は、実行後、[未実行] のステータスになります。 |
キーワードなし | キーワードあり | 実行計画/サブフォルダのキーワードに基づいて実行サーバーが割り当てられます。 |
キーワードあり | キーワードなし | フォルダのキーワードに基づいて実行サーバーが割り当てられます。 |
キーワードあり | キーワードあり | フォルダのキーワードに基づいて実行サーバーが割り当てられます。 |