本トピックは、Internet Explorer にのみ該当します。他のブラウザに対しては、Silk Performer はネイティブ再生機能を提供していません。
ネイティブ再生 の概念により、スクリプトの再生の信頼性を高めることができます。これは、頻繁に使用される関数に対して JavaScript イベントの代わりに Windows API レベルのイベントを使用して実現します。
ネイティブ再生のコンテキストでは、2 つの特別な用語、ネイティブ再生 と 従来の入力モード を使用します。ネイティブ再生は、従来の入力モードの対極にあります。従来の入力モードをオンにすると、ネイティブ再生は自動的にオフになります。逆も同様です。この観点から、ネイティブ関数 と 従来の関数 を分類することもできます。
従来の関数の代わりにネイティブ関数を実行することができない場合には、従来の関数が使用され、警告メッセージがログに記録されます。たとえば、要素をクリックするマウスの位置が決定できない場合などがこれに該当します。
ネイティブ再生は、デフォルトで有効になっています。プロファイル設定で無効にすることができます。全般 タブで、従来の入力モード をオンにします。または、スクリプトに BrowserSetOption(BROWSER_OPT_LEGACY_INPUT_MODE, true) 関数を挿入して無効にすることもできます。
をクリックします。従来の入力モードは、Silk Performer バージョン 9.0 以前を使用して作成されたすべてのプロジェクト プロファイルに対してデフォルトでオンになっています。