Silk Performer には、Eclipse 用のプラグインが付属しています。Eclipse は、プラグイン技術に基づく一般的な Java IDE です。 プラグインを使用すると、Silk Performer の負荷テスト機能で Eclipse ユーザーをサポートできます。
Silk Performer テスト クラスの構造は、Silk Performer のテストケースを作成するときに Java 開発者をサポートします。 テスト クラスには、Eclipse プラグインと共にパッケージに収められている ITestClass インターフェイスが実装されています。 これには、Silk Performer の Java フレームワークへのインターフェイスを表す Silk Performer オブジェクトが含まれます。
テスト クラスには、2 つの基本メソッドがあります。
testInit と testEnd の間には、実行中の負荷テストから複数のテスト メソッドを呼び出すことができます。 void testXY() というシグニチャを持つ各メソッドは、 Silk Performer Exception. を送出します。
public void testMyMethod() throws silk.performer.SilkPerformerException
Java フレームワークのデバッグの際には、いくつかのデバッグ パラメータをコマンド ライン引数として設定する必要があります。 これは、TryScript 実行時に、Eclipse プラグインによって自動的に行われます。
ほとんどの場合は、修正しなくても TryScript テスト を実行、デバッグできます。 ただし、JavaSetOption を使用して BDL スクリプトの JVM オプションのデフォルト値を上書きした場合、Eclipse でのデバッグを有効にするための追加設定が必要となります。
また、Eclipse デバッグのリモート Java アプリケーションの設定を定義する必要があります。 これらのオプションを設定すると、TryScript 実行を起動できるようになります。 その後、Eclipse デバッグ設定を開始し、デバッグ セクションを開始する必要があります。