Silk Test Workbench で再生エラーが発生すると、Silk Test Workbench の 再生エラー ダイアログ ボックスが表示され、デバッグ モードを開始するオプションが提供されます。 デバッグ モードでは再生が一時停止され、Silk Test Workbench のデバッグ機能を使用して再生エラーを診断し、修正することができます。
このセクションでは、前のセクションでモジュール式テストを再生しているときに発生したエラーをデバッグしてみます。
デバッグ モードでは再生が一時停止されます。 そのため、エラーを発生させたステップのプロパティを編集したり、ステップを削除または無効にしたり、他のビジュアル テストからステップをコピー アンド ペーストしたりしてエラーを修正してから、再生を再開できます。
Silk Test Workbench はデバッグ モードに入り、AddAccount ビジュアル テストを表示します。エラーを発生させたステップが黄色で強調表示されます。ステップ イン はテストの詳細分析に有効であり、変数の使用やターゲット アプリケーションとの対話に対する各ステップの影響を確認することができます。
別のビジュアル テストまたはスクリプトを再生するステップ以外のステップで ステップ オーバー を使用すると、ステップ イン を使用した場合と同じになります。次のステップのみが実行されたあと、再生は停止し、再びデバッグ モードになります。
ステップ アウト は、別のビジュアル テストに挿入されたビジュアル テスト内のステップまたはコード行で再生が停止されているときに、残りのビジュアル テストを再生して元のビジュアル テストに戻る場合に使用します。挿入されたビジュアル テストまたはスクリプトの残りの部分の再生が実行されたら、元のビジュアル テスト内の次の行で再生が停止し、再びデバッグ モードになります。
カーソルまで実行 は、ビジュアル テストまたはスクリプトを再生して、実行時エラーが発生したポイントの直前で停止する場合に使用します。これにより、ブレークポイントを挿入することなく特定の行またはステートメントで再生を停止できます。再生が停止したら、別のデバッグ オプションのいずれかを使用して再生を継続できます。
次に、ビジュアル テストで使用されている変数の値を監視する方法について学習します。