ログ

コマンド ラインからの実行中に、Silk Test Workbench は、%LOCALAPPDATA%\silk\silktest\logs ディレクトリにある .log ファイルにイベントを記録します。デフォルトでは、ログ レベルは情報モードに設定されており、コマンドラインからの実行ごとに、PIDと日時を使った名前の新しいログ ファイルが作成されます。同じプログラムを複数回実行すると、古いファイルは削除され、新しいファイルが作成されます。

次の表には、コマンド ライン実行可能ファイルに対応するファイル名のサンプルを示します。

プログラム サンプル ファイル名
SilkTest.exe SilkTest(Pid=25184)_20171030_1635.log
STW.exe STW(Pid=13204)_20171031_0839.log
STWDBConfig.exe STWDBConfig(Pid=32924)_20171030_1635.log
STWExport.exe STWExport(Pid=32560)_20171030_1635.log
STWImport.exe STWImport(Pid=26640)_20171030_1635.log
STWMaint.exe STWMaint(Pid=13488)_20171030_1618.log
STWPurge.exe STWPurge(Pid=30096)_20171030_1635.log

ログの設定は、Silk Test Workbench インストールの gui フォルダーにある workbench.properties ファイルを変更して行います。デフォルトでは、このフォルダーは C:\Program Files (x86)\Silk\SilkTest\ng\gui になります。このファイルでは、ログ レベル、ログ形式、ログ ディレクトリなどを指定できます。

たとえば、1 つのプログラムに対して複数のログ ファイルを作成する必要がある場合は、nativeLog.clearPerProcessLogs を 0 に設定すると、ファイルが削除されなくなります。

また、nativeLog.LogPerProcess を 0 に設定すると、ファイルの作成方法を変更できます。この場合、すべての実行可能ファイルに対して、silktest.log という名前のファイルにログが記録されるようになります。
注: nativeLog.OverWriteExisting を 0 に設定しない限り、実行するたびにファイルが作成しなおされます。