ビジュアル テスト用ローカル変数の編集

ローカル変数は、<<開始>> ステップの プロパティ ペインで編集できます。

  1. 編集するローカル変数が含まれているビジュアル テストを開きます。
  2. ビジュアル テストの <<開始>> ステップを選択します。 <<開始>> ステップのプロパティが プロパティ ペインに表示されます。
  3. プロパティ ペインで、変数 カテゴリを探すか 変数 をダブルクリックしてカテゴリを展開し、ビジュアル テストに定義されたローカル変数を表示します。 変数 カテゴリで定義される変数には、以下の型があります。
    ビジュアル テスト
    他のビジュアル テストで定義され、このビジュアル テストに渡される変数。
    テキスト
    変数の値はテキスト文字列です。テキスト型の値には、文字、数字、スペース、および句読点が含まれます。
    注: テキスト データ型は大文字/小文字を区別します。つまり、比較時にはテキスト文字列の個々の文字の大文字/小文字が一致していなければなりません。大文字/小文字が一致していない場合は、比較は失敗します。
    数値 (Long)

    変数の値は、-2,147,483,648 から 2,147,483,647 の範囲の数値です。(小数値または 10 進数値で使用される)ピリオドは使用できません。

    数値 (Double)

    変数の値は、倍精度浮動小数点数で、-1.7E308 から +1.7E-307 の 64 ビットの数値として格納されます。

    ブール値 (True/False)

    変数の値は True または False です。

    数値 (Long Long)

    64 ビット整数値(-9223372036854775808 から 9223372036854775807 の範囲)です。

    列挙

    この変数は一連の値をグループ化し、1 から n まで順番に番号を付けます。限られた個数の一意の値のみを変数に保持する場合は、列挙型を宣言します。この変数型は、列挙データ型を必要とするプロパティまたは変数に使用します。

    列挙には、64 ビット整数(-9223372036854775808 から 9223372036854775807 の範囲)が格納されます。ただし、UI では 64 ビットの列挙がサポートされていますが、エンジンでは 32 ビットの列挙のみがサポートされています(将来のリリースでは、エンジンでも 64 ビットの列挙がサポートされる予定です)。

  4. 編集する変数の値領域をクリックし、値領域内の 変数の編集 ボタンをクリックします。 変数の編集 ダイアログ ボックスが開きます。
  5. 変数の名前を 変数名 フィールドに入力します。 ローカル変数名に有効な文字は、大文字/小文字の英数字とアンダースコア(「ABC」、「abc」、「_」)です。また、ローカル変数名は一意にする必要があります。
    注: 変数名は、「st_」で始めることはできません。
    追加または編集される変数の名前が重複する場合、Silk Test Workbench によってそれが通知されます。この場合、追加または編集する変数に固有の名前を付ける必要があります。
  6. 省略可能: 変数の初期値を 初期値 フィールドに入力します。 この値は、ビジュアル テスト、またはスクリプトに渡された場合はスクリプトで変更できます。値は型と整合性がある必要があります。たとえば、型が数値(Long Long) である場合、初期値には、整数でない文字(テキスト文字など)を含めることはできません。ブール型変数の場合、リストから False または True を選択します。変数の場合、初期値は必須ではないため、このフィールドは空白のままにすることができます。この値は、ビジュアル テストの他の箇所で決定できます。
  7. OK をクリックします。
    変数名と初期値 (存在する場合) が、<<開始>> ステップの プロパティ ペインの選択した変数型の下に表示されます。
  8. 他のローカル変数を編集するには、必要に応じて上記のステップを繰り返します。 スクリプトに渡す変数を編集する場合は、変数値を渡されるテスト内でスクリプトを実行する必要があります。