このセクションでは、DLL を呼び出す方法について説明します。 DLL は Open Agent のプロセス内から、または AUT (テスト対象アプリケーション) から呼び出すことができます。 これにより、テスト スクリプト内の既存のネイティブ
DLL を再利用できます。
Open Agent 内の DLL 呼び出しは通常、AUT 内の UI コントロールと対話しないグローバル関数を呼び出す場合に使用されます。
AUT 内の DLL 呼び出しは通常、アプリケーションの UI コントロールと対話する関数を呼び出す場合に使用されます。 これにより、Silk Test Workbench は再生中に DLL 呼び出しを自動的に同期できます。
注: 32 ビット アプリケーションでは 32 ビット DLL を、64 ビット アプリケーションでは 64 ビット DLL を呼び出すことができます。 Open Agent は 32 ビットと 64 ビットの両方の DLL を実行できます。
注: .NET Framework では、P/Invoke という DLL 呼び出しも組み込みでサポートされています。 P/Invoke を Visual Basic スクリプト内で使用すると、このスクリプトを実行するプロセス内で DLL 関数を呼び出すことができます。
ただし、AUT では
Silk Test Workbenchを使用して DLL 関数を呼び出すことができる一方で、自動同期は行われません。
注: DLL を呼び出すには、C インターフェイスを使用する必要があります。
同様に .dll というファイル拡張子の付いた .NET アセンブリを呼び出す場合は、DLL 呼び出し機能を使用しないで、.NET スクリプト内でアセンブリへの参照を追加します。