RFC 接続パラメータの設定または変更

RFC インターフェイスは、Silk Test Workbench と SAP/R3 データベース間で BLOB、引数コンテナ、および実行情報を転送するのに使用されます。 Silk Test Workbench と SAP eCATT の間で BLOB の保存と読み込みを行うには、接続情報が必要となります。 以下の手順に従って、RFC インターフェイスの接続パラメータを変更してください。
  1. eCATT インターフェイスを使用している場合は、Silk Test Workbench のアクティブ セッションに切り替えます。
  2. 以下のいずれかを実行します。
    1. BLOB の保存 ダイアログ ボックスから RFC パラメータの変更 ボタンをクリックします。
    2. Silk Test Workbench のメニューから ツール > SAP eCATT > RFC 接続パラメータ をクリックします。
    RFC 接続パラメータ ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. 以下のいずれかを実行します。

    現在のセッションに対して RFC 接続をすでに確立してある場合は、RFC 接続パラメータ ダイアログ ボックスにパラメータが表示されます。 これらのパラメータを変更する必要がない場合は、ステップ 4 へ進んでください。

    現在のセッションに対して RFC 接続をまだ確立していない場合や、RFC 接続パラメータを変更する必要がある場合は、必要な接続情報を入力します。 接続情報は以下のとおりです。

    SAP ログオン ID を使用する
    すでに SAP GUI を使用して SAP ログオン ID を作成してある場合は、このボックスをオンにしてログオンを選択します。 SAP GUI に項目がない場合は、このチェック ボックスと SAP ログオン ID は無効になっています。
    SAP ログオン ID
    リストからログオンを選択します。
    AS ホスト
    RFC 接続に使用される SAP アプリケーション サーバーのホスト マシンの名前。 これには、ホスト名の前に付く SAP ルーティング文字列を含めることができます。
    RFC の種類
    Silk Test Workbench の SAP eCATT への RFC 接続に使用されるサーバーの種類。 R3 システムの場合、RFC の種類は 3 です。
    システム番号
    RFC 接続の SAP システム番号。
  4. SAP サーバーが SAP GUI クライアントおよび Silk Test Workbench 以外の別のネットワーク上にある場合は、SAP ルーター文字列を eCATT ABAB コードに手動で入力する必要があります。 以下のステップを実行します。
    1. トランザクション se80 を開始します。
    2. Class/Interface cl_apl_ecatt_extprog を編集します。
    3. メソッド Launch に移動して次のコードを追加します: ashost = '<ROUTER-STRING+IP>'。 ここで、<ROUTER-STRING+IP> は SAP ルーター文字列、IP は SAP サーバーのアドレスです。
  5. OK をクリックして変更を適用し、ダイアログ ボックスを閉じます。 BLOB の保存と SAP/R3 のログインが Silk Test Workbench と eCATT の間で行われると、BLOB が SAP/R3 データベースに転送されます。 BLOB が転送されたら、そのテスト スクリプトを eCATT で使用できるようになります。