繰り返しロジックは、指定した回数、またはユーザー定義の条件が true になるまで、一連のテスト ステップを繰り返します。繰り返しロジックで使用される条件は、2つの値を比較し、その結果に基づいて値を返します。詳細については、「条件デザイナ」を参照してください。条件内の値には、テスト アプリケーション内のコントロールのプロパティの値、ビジュアル テストで使用される変数の値、リテラル値、またはアクティブ データ資産からの値のいずれかを使用できます。
指定した回数だけ一連のテスト ステップを繰り返す繰り返しロジックは、以下の要素で構成されます。
このループを <回数> 回繰り返します __<テスト ステップを順番に実行> 繰り返しの終了
たとえば、以下の繰り返しロジックでは、テスト ステップのステップ10からステップ15までが繰り返されます。
このループを 10 回繰り返します __ステップ 10 から __ステップ 15 まで実行 繰り返しの終了
ユーザー定義の条件がTrueの間、またはTrueになるまで一連のテスト ステップを繰り返す繰り返しロジックは、以下の要素で構成されます。
<条件=TRUE> の間繰り返します __<テスト ステップを順番に実行> 繰り返しの終了
または、以下のようにループの最後に条件を指定できます。
繰り返します __<テスト ステップを順番に実行> <条件=TRUE> の間繰り返して終了
たとえば、以下の繰り返しロジックでは、変数 propertyVar の値がリテラル値「4」より小さい間は、一連のテスト ステップが繰り返されます。propertyVar が「4」より大きいか等しくなると、ループは実行されません。
propertyVar より小さい 4 の間繰り返します __ステップ 10 から __ステップ 14 まで実行 繰り返しの終了
または、ループの最後に条件を指定できます。以下の場合、propertyVar が「4」より大きいか等しいと、ループが 1 回実行されます。
繰り返します __ステップ 10 から __ステップ 14 まで実行 propertyVar より小さい 4 の間繰り返して終了
繰り返しロジックは、テスト ロジック デザイナ ウィザードまたはロジック ツールボックスを使用して作成できます。