Silk Test Workbench は、コントロール クラスの名前と優先付けられた属性のコレクションの組み合わせによって、テスト対象アプリケーション(AUT)のコントロールをユニークな XPath ロケーターに識別します。組み合わせた XPath ロケーターでコントロールをユニークに識別できない場合には、Silk Test Workbench は、ロケーターにインデックスを追加します。Silk Test Workbench で記録中に、操作の選択 ダイアログの ロケーター フィールドのリストから、コントロールの他のロケーターを選択できます。
Silk Test Workbench では、識別されたオブジェクトのリテラル参照はロケーターと呼ばれます。Silk Test Workbench は、ロケーターを使用して、テスト対象アプリケーション (AUT) のオブジェクトを検索して識別します。ロケーターは、W3C (World Wide Web Consortium) によって定義された 共通の XML ベース言語である XPath クエリー言語のサブセットです。
ビジュアル テストまたはスクリプトを記録すると、Silk Test Workbench によってロケーターが自動的に記録されます。デフォルトでは、Silk Test Workbench は、コントロールのリテラル参照またはウィンドウのロケーター名を使用する代わりに、エイリアスまたは論理名(オブジェクト マップ項目と呼ばれる)を使用します。ビジュアル テストおよびスクリプトでは、実際のロケーター名ではなく、オブジェクト マップ項目に基づいてオブジェクトが参照されます。
オブジェクト マップを無効にすると、オブジェクト マップ項目ではなくロケーターがビジュアル テストまたはスクリプト コンテキストに組み込まれます。