Silk Test Workbench では、アクティブ データ テストで以下の種類のファイルを使用できます。
Microsoft Excel® スプレッドシート(.xls)ファイル
Microsoft Excel® スプレッドシート(.xlsx)ファイル
プレーン テキスト ファイル(.txt)
カンマ区切り値ファイル(.csv)
カンマ区切り値ファイルおよびプレーン テキスト ファイルには、1 セットのデータしか含めることができませんが、Excel スプレッドシート ファイルには複数のシートを含めることができます。各シートには値の独自の表が含まれ、アクティブ データ テストでは別のエンティティとして扱われます。
カンマ区切り値ファイルまたはプレーン テキスト ファイルを使用して新しいテスト データ資産を作成する場合は、ファイルだけを選択すれば済みます。Excel スプレッドシート ファイルを使用して新しいテスト データ資産を作成する場合は、使用するシートも選択する必要があります。
可能な場合、データ ファイルのデータは、アプリケーション内と同じデータ カテゴリにグループ化する必要があります。たとえば、データ ファイルにアクティブ データとして使用される姓と名が含まれている場合、テスト対象アプリケーションには姓と名の別個のフィールドがなければなりません。アプリケーションで姓と名に別のフィールドが使用され、データ ファイルでは姓と名を組み合わせて 1 つのデータ フィールドになっている場合、テスト データと、アプリケーションのテストに必要なデータが 1 対 1 の関係になりません。アクティブ データ ファイル内の結合されたデータをテスト アプリケーションの姓フィールドまたは名フィールドのテストに使用した場合は、期待した結果が得られない場合があります。
アクティブ データ テストに使用するファイルは、ビジュアル テストまたはスクリプトで使用する前に作成しておく必要があります。
TextField("[1]") TextField("[2]") TextField("[3]") TextField("[4]")
アクティブ データ ファイル内のオブジェクト名のテスト データの各行には、フォーム上のエディット ボックスを表すそれぞれのインデックスを含めることができます。ただし、アクティブ データ ファイルの各行のデータでは、以下のようにかっこまたは引用符を除いてください。
Index=1 Index=2 Index=3 Index=4
アクティブ データ ファイルの最初の行は、データの最初の行にすることも列見出しにすることもできます。アクティブ データ テストを設定するとき、アクティブ データ資産では、アクティブ データ ファイルの最初の行のタイプを適切に設定する必要があります。
ユーザーがアクティブ データ資産を読み取り専用として開くと、読み取り権限だけが付与されます。アクティブ データ資産が読み書き可能モードで開かれると、資産に一度も書き込みが行われなくても、読み取りと書き込みの権限が付与されます。これは、テストがあとでアクティブ データ ファイルに書き込みをするように変更された場合でも、正しく再生されるようにするためです。読み取りおよび書き込み権限で開かれたアクティブ データ資産は、排他的ファイル ロック機能を持ち、資産と関連付けられたアクティブ データ ファイルが他のプログラムから開かれないようにすることができます。