Java Network Launching Protocol (JNLP) を使用するアプリケーションを起動するビジュアル テストの構成

Java Network Launching Protocol (JNLP) を使用して起動するアプリケーションでは、Silk Test Workbench に追加の構成が必要です。これらのアプリケーションは Web から起動されるため、実際のアプリケーションと、「Web Start」を起動するアプリケーションを起動するように、アプリケーション構成を手動で構成する必要があります。このようにしない場合、アプリケーションがすでに実行されていないかぎり、ビジュアル テストを再生すると、失敗します。

  1. テストするアプリケーションのビジュアル テストを記録します。
  2. タスク ペインで <<開始>> ステップをクリックします。
  3. プロパティ ペインで、アプリケーション構成 カテゴリに移動します。
  4. アプリケーション構成 フィールドをクリックし、アプリケーション構成の追加 をクリックします。 アプリケーションの選択 ダイアログ ボックスが表示されます。
  5. Windows タブを選択します。
  6. テストする Java アプリケーションを選択します。
  7. OK をクリックします。 Silk Test Workbench は新しいアプリケーション構成を追加します。
  8. javaws.exe を使用して Web Start をダウンロードし、起動するように、最初のアプリケーション構成 (構成 1) を変更します。
    1. 構成 1 フィールドをクリックし、アプリケーション構成の編集 をクリックします。
    2. 実行可能ファイル フィールドに、Web Start の実行可能ファイルの名前とファイルへのパスを入力します。
      たとえば、以下のように入力します。%ProgramFiles%\Java\jre6\bin\javaws.exe
    3. 作業ディレクトリ フィールドに、ダウンロードするファイルの一時ディレクトリの場所を入力します。 たとえば、C:\temp と入力します。temp は、ローカル C ドライブのディレクトリです。
    4. ロケーター フィールドには、テストするアプリケーションのメイン ウィンドウを識別するためのロケーターを指定します。
      ビジュアル テストを記録したときに正しいロケーターが記録されているため、ほとんどの場合、これを変更する必要はありません。 たとえば、SwingSet3 JNLP アプリケーションをテストする場合、ロケーターは SwingSet3 です。
    5. コマンド ライン引数 フィールドに、テスト アプリケーションを起動する JNLP の URL を入力します。 たとえば、SwingSet3 JNLP アプリケーションを使用するには、http://download.java.net/javadesktop/swingset3/SwingSet3.jnlp と入力します。
    6. コマンド ライン パターン フィールドのすべての値を削除します。
    7. 基本状態に指定されたロケーターの Silk Test Workbench による検索が何ミリ秒経過後にタイムアウトするかを示す値を変更するには、タイムアウト フィールドに値を入力します。
      デフォルトで、タイムアウト (ミリ秒) は 30000 に設定されています。ほとんどのアプリケーションでは、この値で十分です。
    8. 基本状態の実行 テキスト ボックスは True に設定されたままにします。
  9. テストする Java アプリケーションを使用するように、新しいアプリケーション構成を変更します。
    1. 実行可能ファイル フィールドに、テストするアプリケーションの実行可能ファイルの名前とファイルへのパスを入力します。
      たとえば、SwingSet3 JNLP アプリケーションを使用するには、 *\javaw.exe と入力します。
    2. 作業ディレクトリ フィールドは空のままにします。
    3. ロケーター フィールドには、テストするアプリケーションのメイン ウィンドウを識別するためのロケーターを指定します。 これは、ほとんどの場合、構成 1 で指定したロケーター名と一致します。 たとえば、SwingSet3 JNLP アプリケーションをテストする場合、ロケーターは SwingSet3 です。
    4. コマンド ライン引数 フィールドのすべての値を削除します。
    5. コマンド ライン パターン フィールドに、テスト アプリケーションのコマンド ライン引数のパターンを入力します。
      コマンド ライン引数のパターンを含むアプリケーション構成では、プロセス名とコマンド ライン引数のパターンの両方が一致するプロセスのみが、テストに対して有効化されます。コマンド ライン引数のパターンが定義されていない場合、指定されたプロセス名の実行可能パターンを持つプロセスがすべて有効化されます。 たとえば、SwingSet3 JNLP アプリケーションを使用するには、*SwingSet* と入力します。この引数により、SwingSet3 Java アプリケーションのみが確実に起動されます。
    6. 基本状態に指定されたロケーターの Silk Test Workbench による検索が何ミリ秒経過後にタイムアウトするかを示す値を変更するには、タイムアウト テキスト ボックスに値を入力します。 デフォルトで、タイムアウト (ミリ秒) は 30000 に設定されています。ほとんどのアプリケーションでは、この値で十分です。
    7. 基本状態の実行 チェック ボックスをオンにします。
ビジュアル テストを再生すると、JNLP アプリケーションが予期したとおりに起動します。