サイレント インストーラの設定

サイレント インストーラのプロパティを設定する前に、インストールの設定を含んだプロパティ ファイルを作成する必要があります。

注: プロパティ値を設定するには、プロパティ値の文字列からシャープ (#) 記号を削除してください。
  1. テキスト エディタで、サイレント インストール用に作成したプロパティ ファイルを開きます。
  2. SELECTED_INSTALL_SET プロパティで、完了するインストールの種類に合った値を設定します。

    次のいずれかを選択します。

    # basic         - Basic (Workbench)
    # standard      - Standard (Workbench, Silk4J, Silk4NET)
    # complete      - Complete 
    # agent_runtime - Agent/Runtime Only
    # NONE - Custom mode
    例:
    • Silk Test の完全バージョンをインストールするには、次のように入力します。
      SELECTED_INSTALL_SET=complete
    • Silk Test Classic をインストールするには、次のように入力します。
      SELECTED_INSTALL_SET=NONE
      CHOSEN_INSTALL_FEATURE_LIST=OA,CA,Partner
      注: カスタム モードを使用する場合は、CHOSEN_INSTALL_FEATURE_LIST を設定して、インストールするコンポーネントを指定できます。別のモードを使用する場合は、このオプションを設定しないでください。リストには以下のコンポーネントが含まれています。
      コンポーネント
      Open Agent OA
      Silk Test Workbench VT
      Classic Agent CA
      Silk Test Classic Partner
      Silk4J Silk4J
      Silk4NET Silk4NET
      Silk Test ランタイム RunTime
  3. ショートカット アイコンを追加するには、SHORTCUT_LOCATIONS プロパティで以下のオプションのいずれか、または両方を指定します。
    • Desktop:デスクトップにアイコンを追加します。
    • QuickLaunch:クイック起動ツールバーにアイコンを追加します。
    たとえば、デスクトップ アイコンとクイック起動アイコンの両方をインストールするには、以下のように入力します。
    SHORTCUT_LOCATIONS=Desktop,QuickLaunch
  4. 既存の Eclipse 環境を Silk4J Java Testing Framework(JTF)と統合するには、ECLIPSE_CHOSEN_DIR プロパティで Eclipse ディレクトリの場所を指定します。 たとえば、以下のように指定できます。
    ECLIPSE_CHOSEN_DIR=C:\\Eclipse

    C:\\Eclipse は Eclipse がインストールされているディレクトリです。

    注: ディレクトリ レベルは二重の \\ で指定します。
  5. 既存の Visual Studio 環境で使用するように Silk4NET をインストールするには、USER_INPUT_SILK4NET_INTEGRATE プロパティで以下のオプションのいずれかを指定します。
    • 0: Silk4NET を使用するようにセットアップしません。
    • 1: Silk4NET を使用するようにセットアップします。
    Silk4NET Visual Studio プラグインを使用すると、Visual Studio で直接 VB.NET または C# のテスト スクリプトを作成できます。
    注: VB.NET と C# 開発用の Visual Studio コンポーネントが、Silk4NET を使用する Visual Studio のインストールで利用可能であることを確認してください。
    たとえば、以下のように指定できます。
    USER_INPUT_SILK4NET_INTEGRATE=1
  6. Classic Agent ブラウザ アプリケーションの言語を指定するには、USER_INPUT_BROWSER_LANGUAGE プロパティで以下の言語のいずれかを指定します。 デフォルトでは、English が指定されます。
    • English
    • Simplified Chinese
    • French
    • German
    • Japanese
    たとえば、以下のように指定できます。
    USER_INPUT_BROWSER_LANGUAGE=English
  7. Classic Agent のデフォルトのブラウザを指定するには、USER_INPUT_DEFAULT_BROWSER プロパティで以下の選択肢からいずれかを指定します。 デフォルトでは、インストーラによってデフォルトのシステム ブラウザが使用されます(Silk Test でサポートされている場合)。
    • None: Classic Agent を使用してテストしない場合または Web アプリケーションをテストしない場合は、None を選択します。
    • Firefox
    • Internet Explorer
    たとえば、以下のように指定できます。
    USER_INPUT_DEFAULT_BROWSER=Firefox
  8. Classic Agent の Internet Explorer のバージョンを指定するには、IE_VERSION プロパティで 67、または 8 を指定します。 たとえば、以下のように指定できます。
    IE_VERSION=7
  9. Classic Agent の Mozilla Firefox のバージョンを指定するには、FIREFOX_DOMEX_VERSION プロパティで 1_5 または 2_0 を指定します。 たとえば、以下のように指定できます。
    FIREFOX_DOMEX_VERSION=2_0
  10. インストールに、すべての Silk Test 実行可能ファイルに対する Windows ファイアウォール例外を含めるかどうかを指定します。 デフォルトでは、ファイアウォール例外は設定されません。 たとえば、Windows ファイアウォール例外を作成するには、以下のように指定します。
    USER_INPUT_FIREWALL=Yes
  11. 使用状況データの収集を Micro Focus に許可するかどうかを指定します。
    • 使用状況の収集を許可する場合は、次のように指定します。
      USER_INPUT_USAGE_DATA=1
    • 使用状況の収集を許可しない場合は、次のように指定します。
      USER_INPUT_USAGE_DATA=0
  12. インストールに評価用ライセンスが必要かフル ライセンスが必要かを指定します。
    • 45 日間試用できる評価用ライセンスを使用するには、以下のように入力します。
      USER_VERSION_EVAL=1
    • フル ライセンスを使用するには、以下のように入力します。
      USER_VERSION_FULL=1
  13. ライセンス サーバー名を指定するには、LICENSE_SERVER プロパティでサーバー名を指定します。 この値はデフォルトでは設定されません。ローカル マシンを使用するには (ほとんどの場合)、localhost を入力します。
  14. ライセンス サーバー ポートを指定するには、LICENSE_PORT セクションを見つけます。 この値はデフォルトでは設定されません。事前に定義されているポートを使用するには、5461 を入力します。
  15. ファイルを保存します。

サイレント インストール コマンドを実行して、インストールを起動します。