Silk Central 経由での UFT Mobile デバイスの使用

Micro Focus UFT Mobile は、実デバイスとエミュレーターでのエンドツーエンドの品質ラボを提供し、モバイル アプリのテスト、監視、最適化を支援して、ユーザー エクスペリエンスの向上に貢献します。

注: Silk Test Workbench では、UFT Mobile 3.0 以降によって管理されているデバイスに対するテストをサポートします。

UFT Mobile によって管理されているデバイスにアクセスする方法には、Silk Test Workbench から直接アクセスする方法と、Silk Central 経由で行う方法があります。

UFT Mobile によって管理されているデバイスに Silk Central 経由でアクセスするには:

  1. Silk Test WorkbenchSilk Central を統合します。 詳細については、「Silk Test WorkbenchSilk Central の統合」を参照してください。
  2. UFT Mobile を使用するように Silk Central を設定します。
    注: UFT Mobile のインストール時に、適切なバージョンの Android SDK が使用されていることを確認してください。Silk Test Workbench で同じバージョンを使用するように設定するには、環境変数 SILK_ANDROID_HOME に C:\Users\<ユーザー>\AppData\Local\Android\android-sdk などを指定します。詳細については、『Silk Central ヘルプ』を参照してください。
  3. iOS 上でテストする場合は、次の IPA ファイルがサインされていることを確認します。
    • HP4M-Agent.ipa
    • HPMC-AgentLauncher.ipa
    • WebDriverAgentRunner-Runner.ipa
    注: Silk Test Workbench は、UFT Mobile を介した iOS シミュレータのテストをサポートしません。

以上により、アプリケーションの選択 ダイアログに UFT Mobile デバイスが表示されます。テストするデバイスを選択してください。

注: Silk Test Mobile と UFT Mobile の両方で同時に同じデバイスをテストできません。製品を切り替えて使用する場合には、自動テストで使用していたすべてのアプリを削除し、モバイル デバイスを再起動する必要があります。
Android
Silk Test Mobile を使って Android デバイスをテストする前に、または UFT Mobile をインストールする前に、デバイスから次のアプリを削除する必要があります。
  • Appium Android Input Manager
  • Appium Settings
  • io.appium.uiautomator2.server
  • io.appium.uiautomator2.server.text
  • MC Agent
  • Silk Screencast
  • Unlock
iOS
Silk Test Mobile を使って iOS デバイスをテストする前に、または UFT Mobile をインストールする前に、デバイスから WebDriverAgent を削除する必要があります。
UFT Mobile は、これらのアプリを再インストールする可能性があります。
注: UFT Mobile 上で管理されているデバイスをテストする場合は、Silk Test WorkbenchTypeKeys メソッドや SetText メソッドを使用して Enter などのキー コードの入力をサポートしません。さらに、Silk Test WorkbenchiOS デバイス上の ホーム ボタンの押下をサポートしません。
注: Android エミュレータ上でテストする場合は、GPU HW アクセラレーションを無効にしてください。