スクリプトとビジュアル テストは、資産を使用してテスト アプリケーションでのメニュー項目の選択やデータの入力などの手動のユーザー操作を自動化するという点で同じです。 違いは、ユーザーの操作がどのように表現されるかです。 スクリプトでは、Microsoft .NET Framework で稼動するスクリプト記述言語である Microsoft の Visual Basic が使用されますが、ビジュアル テストでは、ビジュアル ナビゲータのポイントアンドクリック インターフェイスによって生成されるステップが使用されます。
いずれの場合も、互いに独立して実行できるパワフルで柔軟性の高い自動テストを作成できます。 どちらを選ぶかは、ユーザーのニーズと好みによります。 また、両方を組み合わせて使用することもできます。 たとえば、特殊なタスクを実行するスクリプトを作成し、ビジュアル テストにそのスクリプトを再生するステップを挿入することができます。 このようにして、スクリプトで使用されるスクリプト記述言語の力を利用してビジュアル テストを補強することができます。
ビジュアル テストからスクリプトを再生すると、スクリプトは、繰り返しテスト タスクまたは特殊なテスト タスクを実行するために必要に応じて呼び出せる関数と同様に機能します。 このアプローチはチームによるテスト環境で役立ちます。たとえば、経験の豊富なテスト担当者が共通するテスト機能を実行するスクリプトのライブラリを作成し、経験の浅い開発者がそこからスクリプトを選択して、ビジュアル テストを作成することができます。