アプリケーションの基本状態とは、各テストの実行開始前にアプリケーションに想定される既知の安定した状態です。 大抵の場合この状態は、アプリケーションを最初に起動したときの状態になります。 基本状態は、記録するアプリケーションを選択すると自動的に生成されます。
ビジュアル テストまたはスクリプトを記録すると、Silk Test Workbench により基本状態が自動的に作成されます。 テストの必要性に応じて基本状態を有効にしたり無効にしたりすることができます。 たとえば、アプリケーション ウィンドウを手動で開く場合があります。 このような場合には、基本状態を無効にします。 基本状態の情報は、アプリケーション構成の一部です。
基本状態はテストの整合性を保障するための重要な一因です。 各テストが安定した基本状態から開始できることを保障することによって、あるテストのエラーによって、後続のテストが失敗しないことを保障することができます。
Silk Test Workbench は、ビジュアル テストまたはスクリプトを実行する前に、アプリケーションがその基本状態にあることを保障します。
エラーが発生すると、Silk Test Workbench はテストの実行を停止します。