アプリケーション構成の変更

アプリケーション構成は、テストするアプリケーションに Silk Test Workbench が接続する方法を定義します。Silk Test Workbench は、基本状態を作成するときに、アプリケーション構成を自動的に作成します。しかし、アプリケーション構成を追加したり、変更や削除をすることが必要になる場合があります。たとえば、データベースを変更するアプリケーションをテストしているときに、データベースの内容を確認するためにデータベースのビューアー ツールを使用する場合には、そのデータベースのビューアー ツール用のアプリケーション構成を追加する必要があります。

Silk Test Workbench で使用するアプリケーション構成が、プロジェクト全体に関連付けられるか、特定のビジュアル テストまたは VB .NET スクリプトに関連付けられるかは、テスト タイプによって異なります。

  1. プロジェクト全体に関連付けられているアプリケーション構成を変更するには:
    1. Silk Test Workbench メニューから ツールアプリケーション構成の編集 を選択します。 プロジェクトの選択 ダイアログが開きます。
    2. リストからプロジェクトを選択します。
    3. 編集 をクリックします。 アプリケーション構成の編集 ダイアログが開きます。
    4. 該当するアプリケーション構成の隣にある 編集 をクリックします。
  2. 特定のビジュアル テストに関連付けられているアプリケーション構成を変更するには:
    1. ビジュアル テストを開きます。
    2. タスク ペインで <<開始>> ステップをクリックします。
    3. プロパティ ペインの アプリケーション構成 カテゴリに移動します。
    4. 変更するアプリケーション構成をクリックします。
    5. アプリケーション構成の編集 をクリックします。
  3. 特定の VB .NET スクリプトに関連付けられているアプリケーション構成を変更するには:
    1. VB .NET スクリプトを開きます。
    2. プロパティ ペインの アプリケーション構成 カテゴリに移動します。
    3. 変更するアプリケーション構成をダブルクリックします。
  4. プロジェクト全体に関連付けるアプリケーション構成をさらに追加するには、アプリケーション構成の追加 をクリックします。
    注: 定義済みの基本状態を使って Web アプリケーションをテストするときに、ブラウザー アプリケーション構成を複数追加しないでください。
    アプリケーションの選択 ダイアログ ボックスが開きます。タブを選択してからテストするアプリケーションを選択して OK をクリックします。
  5. 特定のビジュアル テストに関連付けるアプリケーション構成をさらに追加するには:
    1. ビジュアル テストを開きます。
    2. タスク ペインで <<開始>> ステップをクリックします。
    3. プロパティ ペインの アプリケーション構成 カテゴリに移動します。
    4. アプリケーション構成の追加 をクリックします。
  6. 特定の VB .NET スクリプトに関連付けるアプリケーション構成をさらに追加するには:
    1. VB .NET スクリプトを開きます。
    2. プロパティ ペインで右クリックします。
    3. アプリケーション構成の追加 を選択します。
  7. プロジェクト全体に関連付けられているアプリケーション構成を削除するには、該当するアプリケーション構成の隣にある 削除 をクリックします。
  8. 特定のビジュアル テストに関連付けられているアプリケーション構成を削除するには:
    1. ビジュアル テストを開きます。
    2. タスク ペインで <<開始>> ステップをクリックします。
    3. プロパティ ペインの アプリケーション構成 カテゴリに移動します。
    4. 削除するアプリケーション構成をクリックします。
    5. アプリケーション構成の削除 をクリックします。
  9. 実行可能ファイルを指定するには、実行可能ファイル フィールドに実行可能ファイルへの完全パスを入力します。
    注: Web アプリケーションをテストする場合に、ブラウザーの実行可能ファイルを指定する場合は、ブラウザーの種類からカスタムを選択します。
    たとえば、Mozilla Firefox を起動するには、「C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox\firefox.exe」を入力します。
  10. デスクトップ アプリケーションのテストを行う場合は、実行可能ファイル パターン フィールドに、テストするアプリケーションの実行可能ファイルの名前を入力します。 パターンでは大文字と小文字が区別されず、任意の長さの任意のテキストに一致するワイルドカードとしてアスタリスク (*) を、1 文字に一致するワイルドカードとして疑問符 (?) を使用できます。 たとえば、メモ帳(Notepad)に対する実行可能ファイル パターンは、*\notepad.exe になります。実行可能ファイルの名前が notepad.exe で、任意のディレクトリに置かれているプロセスはすべて有効化されます。
  11. デスクトップ アプリケーションをテストし、実行可能ファイルと一緒にコマンド ライン パターンを使用したい場合には、コマンド ライン パターンを コマンド ライン パターン テキスト ボックスに入力します。
  12. Web アプリケーションまたはモバイル Web アプリケーションをテストするには、リストからインストール済みのブラウザまたはモバイル ブラウザのうちの 1 つを選択します。 変更 をクリックして アプリケーションの選択 ダイアログ ボックスを開き、使用するブラウザーを選択することもできます。
  13. Web アプリケーションをテストする場合は、移動する URL テキスト ボックスに、Web アプリケーションのアドレスを入力します。
  14. Web アプリケーションのビジュアル ブレークポイントを検出するには、ブラウザー サイズの編集 をクリックします。 詳細については、「ビジュアル ブレークポイントの検出」を参照してください。
  15. 省略可能:あらかじめ定義されたブラウザー サイズを使用してデスクトップ ブラウザー上の Web アプリケーションをテストする場合は、ブラウザー サイズ リストからブラウザー サイズを選択します。
    たとえば、Apple Safari 上の Web アプリケーションを Apple iPhone 7 の画面と同じ大きさのブラウザー ウィンドウでテストするには、リストから Apple iPhone 7 を選択します。
  16. 省略可能:ブラウザー ウィンドウの 向き を選択します。
  17. 省略可能:ブラウザー サイズの編集 をクリックすると、新しいブラウザー サイズを指定したり、ブラウザー サイズ リストに表示するブラウザー サイズを選択することができます。
  18. モバイル アプリケーションや Apple Safari 上の Web アプリケーションをテストする場合は、接続文字列 テキスト ボックスに接続文字列を入力します。 詳細については、「モバイル デバイスの接続文字列」を参照してください。
  19. OK をクリックします。