ビジュアル テストにおけるグローバル変数の管理

ビジュアル テストでグローバル変数値を使用するには、スクリプトに定義されたローカル変数にグローバル変数を格納し、ローカル変数として使用する必要があります。また、この変数が含まれるビジュアル テストを、値を使用するビジュアル テストに挿入する必要があります。これには、グローバル変数が含まれるビジュアル テストのすべてのステップが含まれますが、これにより不要なテスト結果が生成される場合があります。

このため、テスト ソリューションのすべてのグローバル変数は、1 つのビジュアル テストに作成して管理することをお勧めします。これには以下のような利点があります。

ローカル変数を使用してグローバル変数を格納すると、格納前にそのローカル変数に設定されていた値は、グローバル変数の値に変更されます。

ビジュアル テストに定義されたグローバル変数と同じ名前のローカル変数を定義できます。グローバル変数の値を変更した場合でも、同じ変数名を持つローカル変数の値は変更されません。ただし、ビジュアル テストで誤ってデータを使用したり混乱したりすることのないように、グローバル変数名はローカル変数名や他の変数名とは異なる名前にすることをお勧めします。

2 つのビジュアル テストで同じ名前のグローバル変数を作成することもできますが、グローバル変数に予想外の値が格納されたまま使用されるおそれがあるため、このような使用法も避けます。