概要

Micro Focus Data Access Governance (File Reporterベース)では、大規模かつ脆弱になりがちなデータセグメントである非構造化データのアクセスパーミッションを把握することができます。Micro Focus Identity Governanceと統合することによりアクセスレビューの機能を追加して、機密ファイルや規制対象ファイルが含まれる可能性があるフォルダーをレビューし、ユーザーのアクセスパーミッションを確認し、パーミッションの維持、削除、変更を判断することができます。

  • Identity Governanceとの統合:アプリケーションと非構造化データのアクセスレビューを、同じインターフェイスで実施できます。
  • アクセスレビュー機能の追加:アクセスレビューに、ネットワーク上の価値の高いターゲットへのユーザーアクセスを含めることができるようになりました。
  • パスごとのパーミッションレポート:特定のネットワーク共有ディスクやフォルダーにアクセスできるすべてのユーザーを把握できます。
  • アイデンティティごとのパーミッションレポート:あるユーザーがアクセスできるネットワークの共有ディスクやフォルダーをすべて確認できます。
  • 履歴比較レポート:同じターゲットパスについて、2時点間のパーミッションの違いを特定します。
技術仕様
データベース
Microsoft SQL ServerまたはPostgreSQL
エンジン
Windows Server 2012 R2以降
Windowsエージェント
Windows Server 2008 R2 SP1以降
特長
非構造化データのリポジトリのアクセスレビューが可能

Data Access Governanceで、レビュー対象のパスを指定します。該当のパスがIdentity Governanceインターフェイスに表示され、アプリケーションレビューと同様にレビューできます。

非構造化データのリポジトリのアクセスレビューが可能
価値の高いターゲットにアクセス可能なユーザーをすばやく確認

パスごとのパーミッションレポートで、特定のフォルダーにアクセスできるユーザーと、そのアクセスを可能にしているNTFSパーミッション、およびそのパーミッションがどう継承されたかがわかります。

価値の高いターゲットにアクセス可能なユーザーをすばやく確認
ユーザーがアクセスできるすべてのネットワークフォルダーを特定

アイデンティティごとのパーミッションレポートで、特定のユーザーがアクセスできるネットワークフォルダーと、そのユーザーの明示的なNTFSパーミッションをすべて確認できます。

ユーザーがアクセスできるすべてのネットワークフォルダーを特定
2時点間のパーミッションを比較

履歴比較レポートで、同じターゲットパスについて、2時点間のパーミッションの違いを特定します。

2時点間のパーミッションを比較
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