デプロイメント環境の作成と管理

環境を使用して、ソフトウェアデプロイメントライフサイクルの段階を反映させます。

環境とは?

環境とは、アプリケーションをホストするリソースから成るユーザー定義のコレクションです。実際にコンポーネントをデプロイするエージェントとともにコンポーネントをまとめるアプリケーションメカニズムです。

環境は一般に、開発、QA、本番など、ソフトウェアプロジェクトライフサイクルの特定の段階でモデル化されます。リソースとは、データベースやJ2EEコンテナなどのデプロイメントターゲットです。リソースは、物理、仮想、またはクラウドベースの「マシン」であるホスト上に存在します。

異なる環境に異なるトポロジを持たせることができます。たとえば、単一マシンで構成したり、複数のマシンに分散したり、マシンのクラスターに分散することが可能です。通常は環境を対象に承認を行います。

環境とは?

環境コントロール

環境はグローバルレベルで作成し、複数のアプリケーションで使用します。これにより、IT組織が共有環境やアプリケーション固有の環境を使用できます。Deployment Automationは、それぞれの環境にデプロイされたすべてのアーティファクトのインベントリを維持し、その相違点をトラッキングします。

環境はインポート/エクスポートできます。インポート/エクスポートは、複数のDeployment Automationサーバー間で環境を迅速に移動または更新したい場合に特に便利です。環境が作成されると、アプリケーションに追加されます。環境は複数のアプリケーションで使用できます。

環境にデプロイする前に、承認プロセスを実行したり、アプリケーションゲートを実装できます。個々の環境にブラックアウト日付を設定して、デプロイメントスケジュールやポリシーに適合させることができます。

環境コントロール