デリバリーツールチェーンは、デプロイメントパイプラインを自動化するための補足的なタスク固有のツールを統合します。リリースとデプロイメントのプロセスには、それぞれ異なるAPIが使用された複数ベンダーの複数のツールが存在します。
Deployment Automationは、柔軟性、堅牢性、拡張性に優れたプラグインアーキテクチャによってツールチェーン統合をサポートします。これらのプラグインは、基本的な処理機能のほか、サードパーティツールとの統合機能も提供します。Deployment Automationには、一般的なデプロイメントプロセスの多くに対応したプラグインが付属しています。また、ミドルウェアツール、データベース、サーバー、他のデプロイメントターゲットなどさまざまなツールに対応したプラグインも用意されています。
サードパーティツールはさまざまな機能を提供します。プラグインの統合は、ツールの機能を特定のタスクを行うシンプルな個別ステップに分割して行われます。プラグインのステップはツールを起動したり、何らかのデータの抽出/挿入などの各種機能を呼び出します。
プラグインを使用してコンポーネントプロセスを作成するときに、複数のプラグインのステップを統合して構成します。たとえば、2つのプラグインを含むプロセスを作成することができます。片方はミドルウェアサーバーにコンポーネントをデプロイするソース制御ツールとして機能し、もう片方はサーバーからコンポーネントを削除するステップを設定します。これらがともに、1つのコンポーネントプロセスを構成します。
プラグインステップが含まれるコンポーネントプロセスにはエージェントが必要です。ホストファイルシステムやシステムプロセスとのやり取りが必要な場合を除き、エージェントはターゲットリソースと同じホスト上になくても構いません。
Deployment Automationでは、さまざまなコンポーネントプラグインをダウンロードしてインストールできます。新しいプラグインが活発に開発されており、今後も追加されていきます。オープンで拡張可能なプラグインアーキテクチャなので、任意の言語で独自のプラグインを開発、追加することもできます。
現在使用できるプラグインは、Micro Focusサービスおよびサポートダウンロードサイトで確認できます。詳しくは、メニューからDeployment Automationを選択してログインしてご確認ください。