低コストで高パフォーマンスのディザスタリカバリ

PlateSpin Forgeは、迅速な完結型ディザスタリカバリソリューションを、必要なものを完備した単一のアプライアンスとして低コストで提供します。ここでは、PlateSpin Forgeを使用して、お客様の組織を障害やデータ損失から保護する方法をいくつかご紹介します。

低コストの統合ディザスタリカバリによって、データセンターでより多くのサーバーを保護する

PlateSpin Forgeアプライアンス1つで、複数の物理および仮想サーバーを迅速に保護し、回復できます。

PlateSpin Forge®を使用すれば、地理的に離れたサイトのサーバーを保護し、ダウンタイムやサイトでの障害発生時に迅速にディザスタリカバリを行うことができます。PlateSpin Forgeを統合ディザスタリカバリプラットフォームとして使用することにより、コストのかかるハードウェアの二重構成や余分なOSライセンスに投資することなく、サーバーの大部分を保護できます。

PlateSpin Forgeは、標準のファイルベースのレプリケーションオプションと高速のブロックレベルのレプリケーションオプションの両方に対応しています。ブロックレベルの転送は、eメールやデータベースサーバーなど、高トランザクションサーバーの保護に最適です。また、効率的なインクリメンタル転送によって、ソースデータファイルの変更部分のみがPlateSpin Forgeのリモートリカバリ環境に複製されます。この機能によってWAN使用率は最小限に抑えられ、目標復旧時間(RTO)を効率的に達成することができます。

また、PlateSpin Forgeは既存のストレージエリアネットワーク(SAN)に統合できるため、SAN全体のサーバーの大部分をシームレスに保護できます。

Protect More Workloads

低コストの統合ディザスタリカバリによって、データセンターでより多くのワークロードを保護する

ディザスタリカバリ計画とプロセスの整合性を迅速かつ簡単にテストする

災害の発生前でも、リカバリ計画が万全なら、安心です。

業界のエキスパートによると、ディザスタリカバリソリューションは、最低でも6~12カ月ごとにテストする必要があります。定期的なテストは重要であるにもかかわらず、従来は非常に困難で時間のかかるものであったため、見過ごされがちでした。現在では、目標テスト時間(TTO)、つまりディザスタリカバリ計画をテストする際のスピードと簡易性は、ディザスタリカバリの有効性を測る主要な評価基準となりつつあります。

ワンクリックでディザスタリカバリが可能なPlateSpin Forgeなら、レプリケーションとディザスタリカバリ計画の整合性を簡単かつ迅速にテストできます。フェールオーバーのテストでは、リカバリサーバーのスナップショットを取得して、「分離された」プライベート内部ネットワーク内で起動することができます。そのため、本番サーバーを中断することなく、ディザスタリカバリ計画と関連ビジネスサービスを迅速に検証できます。ディザスタリカバリ計画の検証が完了すると、テストプロセスでリカバリサーバーのスナップショットに加えられたあらゆる変更がただちに削除され、通常のサーバーレプリケーションが再開されます。

Easily test integrity

ディザスタリカバリ計画とプロセスを迅速かつ簡単にテストする

充実したモニタリング機能、レポーティング機能、アクション可能なアラートを使用して管理する

PlateSpin ForgeのWebベースのインターフェイスに表示されるダッシュボードで、保護計画のステータスをいつでも確認できます。サーバー保護のあらゆる側面について容易に管理、モニター、レポートすることができます。具体的には次のような機能があります。

  • 本番サーバーのダウンタイムや障害発生時の自動eメールアラート
  • 文脈依存アクションを含む通知メッセージ。PCやモバイルデバイスでeメール内のリンクをクリックするだけで、アクションを実行できます。
  • 保護リソースの使用状況を明確に把握可能な充実したレポーティング機能
  • 目標復旧時間(RTO)や目標復旧時点(RPO)に対する実績、レプリケーションの時間枠、およびデータ転送速度に関するレポート作成
  • レプリケーションとディザスタリカバリテストの成功を実証する保護ログ。保護ログは、サービスレベル契約や規制への準拠に必要な監査機能を提供します。
Take control with rich monitoring

充実したモニタリング機能、レポーティング機能、アラートを使用して管理する

ワンクリックフェールオーバーと柔軟な復元オプションを使用してサーバーを迅速に回復する

ワンクリックでリカバリサーバーを起動し、同一または別のハードウェアに復元できます。

PlateSpin Forgeなら、本番サーバーの停止時や障害発生時に、マウスを1回クリックするだけの簡単な操作で、保護したサーバーを個別に復元できます。そのような場合、PlateSpin Forgeアプライアンスがサーバーを引き継ぐため、本番環境の復元中も通常どおりワークロードを実行し続けることができます。

本番環境が再びオンラインになると、ただちに柔軟なサーバー復元オプションが利用可能になります。元の本番サーバーが修復され、ハードウェアに損傷がない場合は、仮想ホストから物理ホスト(V2P)へサーバー転送を実行することによって、仮想リカバリ環境から元のプラットフォームにサーバーを移行できます。元のハードウェアが修復不可能な場合は、新しいハードウェアへのV2P転送を実行してサーバーを復元できます。

サーバーは、仮想本番環境にも簡単に移行できます。ハードウェアに依存しない柔軟な復元機能が搭載されているということは、新しいハードウェアが元のハードウェアと同じメーカー、モデル、環境設定であるかどうかを気にする必要がないということでもあります。

また、PlateSpin Forgeでは、複数の復旧ポイントを柔軟に選択できるため、利用可能な複数の復旧状態のいずれかにサーバーをロールバックできます。

Rapidly recover workloads

ワンクリックのフェールオーバーと柔軟な復元による高速リカバリ