PlateSpin Protect 11.2詳細技術仕様

サポート対象のWindows構成

PlateSpin® Protectは、以下のリリースバージョンとサーバー構成の英語、フランス語、ドイツ語、日本語、繁体字中国語、簡体字中国語版のMicrosoft Windowsをサポートしています。サポート対象のWindowsシステム上のNTFSファイルシステムにのみ対応します。PlateSpin Protectは、MicrosoftがサポートするBIOSおよびUEFIファームウェアをミラーリングします。ディスクは、MBRまたはGPT (最大57パーティション)ディスクパーティショニング形式でパーティションに分割する必要があります。特に注記がない場合、ワークロードに対し、ファイルレベルとブロックレベルの両方のレプリケーションをサポートします。

サーバー
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2008 R2 (64ビット)
  • Windows Server 2008 (64ビット)
  • Windows Server 2008 最新のSP (32ビット)
  • Windows Server 2003 R2 (64ビット)
  • Windows Server 2003 R2 (32ビット)
  • Windows Server 2003 最新のSP (64ビット)
  • Windows Server 2003 最新のSP (32ビット)
クラスター

ブロックレベルのレプリケーションのみをサポートします。

  • Windows Server 2012 R2サーバーベースMicrosoftフェールオーバークラスター
  • Windows Server 2008 R2サーバーベースMicrosoftフェールオーバークラスター
  • Windows Server 2003 R2サーバーベースMicrosoftフェールオーバークラスター
ハイパーバイザー
  • Windows Server 2012 R2 (Hyper-Vロール)
  • Windows Server 2012 (Hyper-Vロール)
サポート対象のLinux配布パッケージ

PlateSpin Protectは、以下のLinux配布パッケージのワークロードをサポートします。サポート対象のLinuxシステム上のEXT2、EXT3、EXT4、REISERFS、XFS、およびNSS (OES)ファイルシステムにのみ対応します。Protectは、LinuxがサポートするBIOSおよびUEFIファームウェアをミラーリングします。ディスクは、MBRディスクパーティショニング形式でフォーマットする必要があります。

サーバー
  • Red Hat Enterprise Linux 4、5、6、および7
  • SUSE Linux Enterprise Server 9、10、および11
  • Novell Open Enterprise Server 2 SP3、11 SP1、および11 SP2
  • Oracle Enterprise Linux
  • CentOS 4、5、6、および7
blkwatchドライバーの要件

保護されたLinuxワークロードのレプリケーションは、ブロックレベルでのみ行われます。PlateSpin Protectソフトウェアには、保護されるLinux配布パッケージ用にコンパイルされたblkwatchドライバーが必要です。blkwatchドライバーが含まれる配布パッケージのリストについては、『PlateSpin Protect 11.2 User Guide』の「Linux Distributions Supported by Protect」をご覧ください。

お使いの配布パッケージにblkwatchドライバーが含まれていない場合、ナレッジベース記事7005873に記載されている手順に従ってカスタムドライバーを作成できます。

サポート対象のVMコンテナ

VMコンテナは、vCenterの管理機能を使用してVMware ESXi ServerにすることもVMware DRSクラスターにすることもできます。ESXiバージョンには、有料のライセンスが必要です。サポート対象のプラットフォームは以下のとおりです。

  • VMware ESXi 6.0
  • VMware ESXi 5.5
  • VMware ESXi 5.1
  • VMware ESXi 4.1
Webインターフェイスアクセス

アプライアンスの操作のほとんどは、ブラウザーベースのPlateSpin Forge® Webインターフェイスを通して行います。サポート対象のWebブラウザーは以下のとおりです。

  • Google Chrome、バージョン34.0以降
  • Microsoft Internet Explorer、バージョン11.0以降
  • Mozilla Firefox、バージョン29.0以降
サーバー仕様
サーバー

専用の物理マシンまたは仮想マシンにソフトウェアをインストールします。

  • プロセッサー:マルチコア、2GHz以上を推奨、最小1GHz
  • メモリ(RAM):4GB以上
  • 空きディスク容量:15GB
  • IPアドレス:PlateSpin Serverホスト用の固定IPアドレス
OS

新規インストールの場合、サポート対象のOSは以下のとおりです。

  • Windows Server 2012 R2 (64ビット)
  • Windows Server 2008 R2 (64ビット)

アップグレードには、バージョン11.0.1または11.1で稼動している既存のPlateSpin Protect Serverが必要です。ホットフィックスやフィールドパッチが適用されているかどうかは問いません。

データベースサーバー

以下のデータベースサーバーのいずれかで稼動する、専用のMicrosoft SQL Serverデータベースインスタンス:

  • 新規データベースサーバー(ローカルまたはリモート):Microsoft SQL Server 2014 Express Edition。これはPlateSpin Protectソフトウェアの配布パッケージに含まれています。
  • 既存のデータベースサーバー(リモート):サポート対象のMicrosoft SQL Serverソフトウェアのバージョンは以下のとおりです。
    • Microsoft SQL Server 2014
    • Microsoft SQL Server 2012 SP2
    • Microsoft SQL Server 2008 R2 SP2
    • Microsoft SQL Server 2008 SP3
    • Microsoft SQL Server 2005 SP4
ソフトウェアの前提条件

PlateSpin ProtectをインストールするWindows Serverには、以下のコンポーネントをインストールする必要があります。

  • Windows Server 2012 R2システム:
    • Microsoft .NET Framework 4.0
    • Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
    • 32ビットモードで稼動するWebサーバー(IIS 8.0)
  • Windows Server 2008 R2システム:
    • Microsoft .NET Framework 4.0
    • Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
    • 32ビットモードで稼動するWebサーバー(IIS 7.0)
各国語サポート

PlateSpin Protectでは、英語に加え、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、ドイツ語、日本語が設定されているマシンの使用やインストールに対し、各国語サポート(NLS)を提供します。