Solutions Business Manager (SBM)を基盤とするこのITオーケストレーション製品は、モデルに基づいて視覚的に構築可能な初のIT管理ソリューションセットです。パブリック、プライベート、ハイブリッドクラウドでの運用を念頭に一から設計されています。
SBMで採用しているコンテナーベースのマルチテナント設計では、リソースは複数のテナント間で共有されますが、各顧客のクラウドデプロイメントは個別のコンテナーに隔離されます。このため、ビジネスプロセス、ワークフロー、アプリケーションデータ、動的フォーム、役割ベースの権限、データベースインスタンス、およびその他のコアコンポーネントを分離することが可能です。
Solutions Business Managerの革新的な「Process-to-Process Gateway」(P2P-G)により、プライベートクラウドとパブリッククラウドをプロセスに基づいてシームレスに統合できます。P2P-Gの2つの中核機能：プロセスフェデレーションとハイブリッド接続
プロセスフェデレーションにより、ソリューションのオーケストレーションを視覚的に実行できます。切り離されたプロセス、人、システムの連携が実現します。さらに、連携したプロセスを機能別にグループ化して、業務効率、類似性、セキュリティ要件に基づき、パブリック、プライベート、ハイブリッド環境に透過的にデプロイすることが可能です。
ハイブリッド接続により、SOAベースのセキュアなゲートウェイを獲得し、ファイアウォールで保護しながらハイブリッドクラウド間でデータの交換やプロセスの起動を実行できます。このテクノロジーでは、常駐のプロセスエージェントに実行を委任することで、ハイブリッドクラウドにデプロイしたオーケストレーションプロセス間の通信を大幅に削減します。また、連合型認証機能を統合しているため、ファイアウォールのセキュリティルールを損なうことなく、パブリッククラウドとプライベートクラウドへのシングルサインオンを実現します。
Micro Focusのハイブリッドクラウド製品により、機密データを格納した、オーケストレーションされたソリューションをファイアウォールの内側にデプロイしながら、クラウドデプロイメントの優れたコスト性と柔軟性を獲得できます。