画面上のデータをクリップボードにコピーして、Microsoft Word などの別のセッションやアプリケーションに貼り付けることができます。コピーおよび貼り付けの際に、テキスト形式の選択を設定することもできます。Reflection の1つのセッションから、以下の操作が可能です:
3270 と 5250 セッションでは、クリップボードには、[次を貼り付け]、[切り取って追加]、[コピーして追加] などの Reflection メニューからしか利用できない機能がいくつかあります。
フィールドに収まるデータ以上のデータがクリップボードにあり、残りのデータを別のフィールドに貼り付ける場合は、[次を貼り付け] を使用します。[貼り付け] コマンドはクリップボード内のデータの最初から貼り付け、[次を貼り付け] は残りのデータの最初から (つまり、クリップボードのコンテンツから前のフィールドに貼り付けたコンテンツを差し引いたものを) 貼り付けます。[次を貼り付け] を連続して使用すると、クリップボード内が徐々に空になります。
複数のフィールドにデータを貼り付けるには
クリップボードにデータがあるときに、最初のターゲットとなるフィールド内にカーソルを移動させます。
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
---|---|
リボン |
[セッション] リボンの [クリップボード] グループから、[貼り付け] をクリックします。 |
Reflection ブラウザ |
[Reflection] メニューから、[編集] を選択してから [貼り付け] を選択します。 |
TouchUx |
フォルダのアイコンをタップして、[貼り付け] を選択します。 |
カーソルを次のターゲットフィールドに移動します。
リボンの [貼り付け] ボタンメニュー (または Reflection ブラウザの [編集] メニュー) から、[次を貼り付け] をクリックします。
(オプション) 必要に応じて、手順 2 と 3 を繰り返します。
クリップボードのコンテンツを置き換えるのではなく、クリップボードのコンテンツに追加する場合は、[切り取って追加] または [コピーして追加] を使用します。
クリップボードのコンテンツにデータを追加するには
クリップボードに追加するデータを選択します。
メモ:単語をダブルクリックすると、フィールド内の単語を選択できます。フィールドを 3 回クリックするとフィールド内の単語をすべて選択できます。
リボンの [切り取り] または [コピー] ボタン (または <prod_emulate_short> ブラウザの [編集] メニュー) から、[切り取って追加] または [コピーして追加] を選択します。
ホスト画面全体または選択したデータをクリップボードにコピーして、データを印刷したり、別のホスト画面、コンピュータにインストールされている Microsoft Office 製品、またはその他の種類のファイルに貼り付けたりできます。
Microsoft Office 製品に直接ホスト画面またはデータを送信する方法については、「ホストデータとオフィスツールの統合」を参照してください。
現在の画面から別の場所に選択したデータをコピーするには
コピーするホストデータに移動します。
コピーする特定のデータを選択して [CTRL] + [C] を押します。
メモ:単語をダブルクリックすると、フィールド内の単語を選択できます。フィールドを 3 回クリックするとフィールド内の単語をすべて選択できます。
データを貼り付ける場所に移動します。貼り付ける場所は、同じホスト画面、別のホスト画面、または他のアプリケーションでも可能です。
[CTRL] + [V] を押します。
表形式のデータのコピー
画面上のデータをコピーして、スプレッドシートなどの表形式のデータに対応したアプリケーションに貼り付けることができます。既定では、垂直に並ぶスペースを解析することによって表の列が設定されます。必要に応じて、複数の空白かタブを単一のタブに取り替えてコラムを設定するように Reflection を設定することができます。(設定クリップボードを参照してください。)
現在の画面からスプレッドシートにデータをコピーするには
コピーするホストデータを選択します。
以下のようにデータをコピーします。
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
---|---|
リボン |
セッションリボン [クリップボード] グループより、[コピー] ドロップダウンメニューをクリックし、[テーブルのコピー] を選択します。 |
Reflection ブラウザ |
[Reflection] メニューで、[編集] - [テーブルのコピー] を選択します。 |
スプレッドシートを開いて、[CTRL] + [V] キーを押します。
画面履歴から別の場所にホスト画面をコピーするには
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
---|---|
リボン |
[セッション] リボンで [画面履歴] ボタンをクリックします。 |
Reflection ブラウザ |
[Reflection] のメニューで、[表示]、[画面履歴] の順に選択します。 |
TouchUx |
レンチのアイコンをタップし、それから [表示] の表示より、 [画面履歴] を選択します。 |
コピーする画面を選択します。
メモ:ホスト画面のテキスト領域のみが記録されたイメージに含まれます。ホストグラフィックイメージは含まれません。
[画面履歴] タスク画面のツールバーから、[コピー] ボタンをクリックします。
[テキストとしてコピー] または [ビットマップとしてコピー] を選択します。
ホスト画面を貼り付ける場所に移動します。これは通常、別のアプリケーションのファイルになります (ワープロ、電子メールなど)。
[CTRL] + [V] を押します。
[範囲の貼り付け] は、複数の画面にテキストを貼り付けできる領域を定義します。クリップボードに切り取り、コピー、または選択を追加した後、ホストアプリケーション内に選択範囲を挿入する前に貼り付け範囲を設定することができます。[次を貼り付け] コマンドを使用して複数の画面にテキストを貼り付けることもできます。
メモ:
[範囲の貼り付け] ダイアログボックスで行った変更は、セッションが開いている間だけ保持され、セッションを閉じると保存されません。セッションを閉じてからもう一度開く場合は、これらの設定を再度調整する必要があります。これらの設定は保存できません。セッションを閉じて再度開いた後で再利用できる貼り付け範囲を定義する必要がある場合、テキストをカスタム貼り付け範囲に貼り付けするVBAマクロを作成できます(VBAヘルプのPasteRangeメソッドを参照)。
[範囲の貼り付け] は、IBM 3270 および IBM 5250 端末でサポートされています。
ホストアプリケーション内の複数の画面にクリップボード情報を貼り付けるには
ホストアプリケーションまたは別の Windows アプリケーションでは、クリップボード上の選択を切り取り、コピー、または追加します。
[範囲の貼り付け] ダイアログボックスを開きます。
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
リボン |
[セッション] タブの [貼り付け] ドロップダウンメニューで、[範囲の貼り付け] を選択します。 |
クラシック IBM |
[編集] メニューで、[範囲の貼り付け] を選択します。 |
貼り付け範囲に合わせて必要に応じて、[最初の画面] と [残りの画面] の貼り付け範囲を編集します。
送信するために別のページダウンキーを指定する必要がある場合は、[Page Down] リストから選択します。
この端末キーは、貼り付けされたテキストが画面の最後をはみ出す場合、貼り付け範囲の 2 番目および残りの画面に自動的にスクロールするために使用されます。
[OK] をクリックして、指定した貼り付け範囲にデータを貼り付けます。
メモ:範囲の貼り付けの詳細については、[範囲の貼り付け] ダイアログボックス を参照してください。
IBM 端末ウィンドウで最後に行った切り取りまたは貼り付けを取り消すことができます。
切り取りまたは貼り付け操作を取り消すには
Reflection リボンで をクリックします。
メモ:
切り取りまたは貼り付け操作を取り消すと、その切り取りまたは貼り付けの操作以降に入力したすべてのデータが削除されます。
切り取りまたは貼り付け操作を取り消した後に、[もう一度] をクリックすると、取り消した操作を再実行できます。
Reflection では、端末画面でのテキストの選択およびマーク方法として、キーボードまたはマウスを使用する 2 つの異なるスタイルを提供しています。
画面上の矩形領域を選択してマークするか、画面上の連続行を選択してマークできます。各自の端末セッションの既定動作を設定することもできます。
VT セッションでのテキスト選択の既定を設定するには
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
リボンまたは Reflection ブラウザ |
Reflection でセッションが開いている状態で、[クイックアクセスツールバー] から をクリックします。 |
TouchUx |
歯車のアイコンをタップして、 [ドキュメントの設定] を選択します。 |
[設定] ダイアログボックスで、[端末設定の構成] を選択します。
端末設定ダイアログボックスで、[キーボード & マウス] タブを選択します。
選択したテキストが行で折り返されるのではなく、矩形になるようにテキスト選択を設定するには、[矩形の指定範囲] を選択します。
IBM セッションでのテキスト選択の既定を設定するには
手順は、ユーザインタフェースモードによって異なります。
ユーザインタフェースモード |
手順 |
リボンまたは Reflection ブラウザ |
Reflection でセッションが開いている状態で、[クイックアクセスツールバー] から をクリックします。 |
TouchUx |
歯車のアイコンをタップして、 [ドキュメントの設定] を選択します。 |
[設定] ダイアログボックスで、[端末設定の構成] を選択します。
選択したテキストが行で折り返されるのではなく、矩形になるようにテキスト選択を設定するには、[矩形の指定範囲 (マウス)] を選択します。
既定以外の動作を使用してテキストを選択するには
(IBM の場合のみ) マウスを使用している場合に既定以外の動作を使用するには、[CTRL] キーを押し下げたままマウスをドラッグします。
-または-
(VT および IBM の場合) キーボードを使用している場合に既定の動作を変更するには、[キーストロークと操作の割り当て] で [画面上の選択内容 (キーボード)] 操作を選択してから、[矩形ブロック] または [連続行] のいずれかを選びます。