FTP クライアントコマンドウィンドウは、サーバとの間で送受信するデータを表示し、また FTP コマンドラインを含みます。 これによって FTP または SFTP コマンドを入力できます。[表示] - [コマンドウィンドウ] を使って、コマンドウィンドウの表示/非表示を切り替えます。
ウィンドウに表示されるクライアントとサーバ間の通信が区別できるように色分けされています。例えば、Windows の既定色を使用している場合は、以下のようになります。
表示色 |
意味 |
---|---|
black |
サーバから受信したコマンド状況メッセージ (コマンド状況メッセージは、クライアントが送信した FTP コマンドまたは SFTP コマンドに対するサーバの応答です) |
薄い紺 |
FTP コマンドラインに入力された Reflection FTP または Reflection SFTP のコマンド |
濃い青 |
サーバから受信したデータチャネル応答で、通常はファイル一覧。接続が確立された後、この色は推定されるサーバの種類を表示するためにも使われます。 |
緑 |
FTP クライアント がサーバに送信しているクライアント FTP または SFTP コマンド |
赤 |
エラーメッセージ |
メモ:
Windows のコントロールパネルの画面の背景色が青、緑、黒、または赤に設定されている場合、クライアントは通信データ表示ウィンドウのテキストで使用する色を、ウィンドウの背景に対してよく見える色に変更します。サーバが受信したメッセージの表示色の既定値は、現在の Windows のテキストの色になります。
同じ FTP クライアントウィンドウで 2 つのサイトに接続する場合、クライアントとサーバ間の通信状態をコマンドラインで確認することはできますが、コマンドを入力することはできません。2 つ目のサーバとの間で送受信されるコマンドには、[サーバ 2] という文字列が先頭に付けられます。出力が複数行にわたる場合 (ディレクトリ一覧や複数行のバナー表示など)、この文字列は最初の行にだけ付けられます。