管理コンソールを使用して、Reflection X ドメインを FIPS モードで実行するように構成できます。
Reflection X を FIPS モードで実行するように構成している場合、米国政府が定める FIPS (Federal Information Processing Standard) 140-2 が施行されます。すべての設定で、この標準に適合するセキュリティプロトコルおよびアルゴリズムが使用されます。この標準に適合しないオプションは使用できません。また、X クライアントを起動するには、Secure Shell 接続方法のみを使用できます。
アメリカ合衆国政府の連邦情報処理標準 (FIPS) 140-2 では、暗号化モジュールのセキュリティ要件が規定されています。暗号化製品は、米国政府公認の独立した研究所によって、特定の要件を満たしているか検証され 11 のカテゴリにわたってテストされます。この検証結果は国立標準技術研究所 (NIST) に提出され、確認後、証明書が発行されます。さらに、暗号化アルゴリズムは、その他の FIPS 仕様に基づいて検証および認定が行われる場合もあります。認定された製品の一覧と、ベンダーが定めるセキュリティポリシー (認定されたモジュールの動作の定義) については、https://csrc.nist.gov/projects/cryptographic-module-validation-program/validated-modules/searchを参照してください。
メモ:重要な注意: Reflection X で FIPS モードを使用するように構成する場合、すべての FIPS 140-2 標準に適合したバージョンを実行していることを確認する必要があります。詳しくは Micro Focus テクニカル サポートにお問い合わせください。