トラブルシューティングの過程で、Micro Focus テクニカル サポートはプログラムの行動追跡作業をユーザに要請することがあります。技術サポートでは、トレースファイルを受け取った後、トレースを再生して問題を再現することができます。
トレースファイルを作成するには
[X クライアント] または [XDMCP 接続] で、トラブルシューティングを行うクライアントを選択します。この定義で使用される [既定セッション] の名前をメモします。このセッションを変更してトレースを作成します。
[セッションの定義] でセッションを選択します。[詳細設定] タブで [セッションの追跡] を選択します。
クライアントを起動します。
[セッションの追跡] ダイアログボックスが開き、これを使用して出力ファイル名と場所を指定できます。
セッションがローカルマシンで実行されている場合は、完全パス情報が表示されます。トレースを表示される既定の場所に保存したり、別の場所を参照して選択したりすることができます。
もしもこの接続がリモートノードで動作するように設定されている場合、追跡ファイルはそのノードに保存され、ファイル名のみ見ることができます。(これは接続定義の [全般] タブの [リモートセッションサービス] が [None] 以外のものに選択されている場合に発生します)パス情報が表示されない場合、トレースファイルはReflection X Advantageプログラムの場所(通常WindowsではC:\Program Files\Micro Focus\Reflection、Linuxでは/opt/rxadvantage)に保存されます。この場所に関連するパス情報を追加するか、完全パス情報を指定できます。いずれの場合も、指定したパスが有効であり、リモートシステムでアクセスできる必要があります。
[セッションの追跡] をクリックして接続を続行し、収録を開始します。
セッションが停止すると、指定した場所にトレースが保存されます。
セッション定義の [詳細設定] タブに戻り、[セッションの追跡] チェックボックスをオフにします。
トレースファイルをバイナリファイルとしてhttps://upload.microfocus.comにアップロードします。現時点で技術者に問い合わせているサービスリクエストに関連する問題の場合は、トレースと一緒に サービスリクエスト番号を通知して、技術者にファイルをアップロードしたことを伝えてください。
関連項目