8.4 カスタムテンプレートを使用したセッションの展開

テンプレートは、Reflection X Advantage のテンプレートフォルダにインストールされる定義ファイルです。テンプレートは、ユーザが初めて X マネージャ、または X マネージャ (ドメイン接続用) を実行する時に、ユーザごとにインポートされます。定義ファイルはその作成方法によって、サイレントにインポートされたり、初期起動時に表示される [移行された設定とテンプレートをインポートする] ダイアログボックスに含まれたりします。

メモ:Reflection X Advantage をドメインモードで実行すると、カスタムテンプレートを作成、展開する代わりに (または作成、展開しながら)、公開設定定義を作成および共有できます。公開定義は、展開されるテンプレートとは異なり、X マネージャ (ドメイン接続用) がユーザのワークステーションにインストールされた後でも作成および変更できます。

カスタムテンプレートを作成するには

  1. X マネージャまたは X マネージャ (ドメイン接続用) から、[ファイル]> [エクスポート] をクリックします。

  2. テンプレートに含める定義を選択します。

  3. [テンプレート構成] オプションを使用して、このテンプレートのインポート方法を構成します。

    • ユーザが一覧からテンプレートを選択できるようにするには、[テンプレート名] を入力します。この名前は、初期起動時に表示される [移行された設定とテンプレートをインポートする] ダイアログボックスの、使用可能テンプレートの一覧に表示されます。(この名前は、[初回実行時にテンプレートを自動でインポートする] がオンの場合は表示されません。)

    • テンプレートがサイレントにインポートされるよう構成するには、[初回実行時にテンプレートを自動でインポートする] をオンにします。

  4. [エクスポート] をクリックします。ファイル名を入力し、[保存] をクリックしてエクスポートプロセスを完了します。

  5. このテンプレートを Reflection X Advantage のテンプレートフォルダに入れます。Windows システムへの展開は、インストール カスタム ツールを使ってテンプレートのためのコンパニオン インストーラパッケージを作成し、インストール後に自動でこのパッケージを起動することができます。これにより、初期起動時にユーザがテンプレートを使用できるようになります。詳細については、コンパニオンインストーラパッケージによるカスタムテンプレートのインストールを参照してください。