[暗号化] タブ - Secure Shell の詳細設定

[暗号化] タブの設定を使用し、Secure Shell 接続で使用可能な暗号化アルゴリズムを構成し、使用するときの優先順位を決定します。

選択されたアルゴリズムをリスト内で上下に移動させるには、矢印ボタンを使用します。

[暗号アルゴリズム]

セッションの暗号化に使用する 1 つ以上のcipher 暗号とは暗号化アルゴリズムのことです。選択した暗号によって、Secure Shell 接続の確立完了後に送信されるデータの暗号化に使用される数学アルゴリズムが決定されます。 アルゴリズムを優先順に指定します。セッションに使用される暗号は、このリストの先頭に示されている項目になります (サーバもこれに対応します) 。

メモ:FIPS モードが有効になっている場合、使用可能な暗号アルゴリズムのリストは FIPS との互換性があるアルゴリズムに制限されます。

[HMAC アルゴリズム]

一連の HMAC (ハッシュベースのメッセージ認証コード) アルゴリズムを優先順に指定します。Secure Shell接続では、データの整合性を確保するために HMAC を使用します。クライアントとサーバは、それぞれ別個に、転送されたデータの各パケットに対してハッシュを計算します。転送中にメッセージが変更された場合は、このハッシュ値が異なる値となり、パケットが拒否されます。セッションに使用される HMAC は、このリストの先頭に示されている項目になります (サーバもこれに対応します) 。

メモ:FIPS モードが有効になっている場合、使用可能な MAC アルゴリズムのリストは FIPS との互換性があるアルゴリズムに制限されます。

[鍵交換アルゴリズム]

クライアントとサーバが、共有するセッション鍵に使用する 1 つ以上の鍵交換アルゴリズムを優先順に指定します。