CaptureBitmap メソッド (TestObject)

クラス

TestObject.

処理

このオブジェクトのビットマップ イメージをファイルに保存します。 絶対ファイル名で指定しない場合、エージェントを実行しているマシンのデフォルトのビットマップ保存場所にビットマップが保存されます (%LOCALAPPDATA%/Silk/SilkTest/capturedBitmaps)。 キャプチャされたビットマップのピクセルは 32 ビット RGB 順で保存されます。それぞれのピクセルの 4 バイト目 (アルファ チャネル) はパディングのためで、イメージの解析時には無視されます。 .NET では、定数 System.Drawing.Imaging.PixelFormat.Format32bppRgb が、このために使用できます。

最初にオブジェクトをキャプチャしたあと、エージェントは OPT_BITMAP_MATCH_INTERVAL オプションで指定した時間、待機します。その後、オブジェクトを再度キャプチャして、最初のキャプチャと結果を比較し、画像が安定していることを確認します。

OPT_BITMAP_MATCH_COUNT オプションを指定して、連続して一致しなければならないビットマップの数を設定できます。 OPT_BITMAP_MATCH_TIMEOUT オプションで指定した時間が経過した後で、画像が安定していない場合には、BitmapNotStableException がスローされます。

構文

result = testObject.CaptureBitmap(fileName, [region])
変数 説明
result キャプチャしたビットマップの絶対ファイル名。 String
fileName ビットマップを保存する絶対または相対ファイル名。 ビットマップを PNG として保存する場合は、ファイル名に .png を付けます。 String
region 省略可能: このオブジェクトに相対的なキャプチャ領域の座標。 Rectangle